スライド （１）：拳銃の上部構造を指す。実銃やガスブローバックで発砲すると、 文字どうりスライドする部分。 グリップ （２）：手で握る部分。すぐ近くに引き金があって、グリップを握って 銃を支えながら人差し指で引き金を引き絞る。 トリガーガード（３）：引き金の周りを囲っている部分。何か物に当たって引き金が引 かれてしまうのを防いでいる。グリップごと囲んでいるタイプ もある。 マガジン （４）：弾装。実銃ではこの中に実弾が入り、トイガンではこの中にBB 弾が入っている。装弾数は多種多様。 フロントサイト（５）：銃の前部にちょこんとある、照準器。これを標的に重ねる。 リアサイト （６）：銃の後部にある照準器。これの間にフロントサイトが見え るようにして狙う。左右上下に調整できるのもあります。
マズル （７）：銃口の事ですね。この部分に直接ネジが切ってあったり、アク セサリを装着することによって、サイレンサーやハイダーの装 備が可能となります。 セレクター （８）：引き金を引く毎に一発ずつ弾を発射するセミオート（後述）の 他にも、バースト・フルオート（それぞれ後述）ができる銃に ついています。これを動かすことによって、望みの射撃モード になります。 コッキングレバー（９）：拳銃以外の銃に大抵付いている部品。エアコッキングの大型銃 は拳銃のスライドの代わりにこれを引いてBB弾を装弾します。 フォアグリップ（10）：ハンドガードともいう。散弾銃ではほとんどがこの部分を引け るようになっていて、ショットシェルを装弾します。引いては 撃つ、引いては撃つと繰り返します。その他の銃では手を添え て銃身を支える部分です。
ストック （11）：肩当のことですね。散弾銃・狙撃銃・自動小銃のほとんどに形 は違えども、目的は一緒のものがついています。これをきちん と肩に当てて狙うことによって、命中率が高まります。機関拳 銃にもこれが付いているものがあります。 スリング （12）： 負い皮とも言います。銃を楽に保持するためのベルトです。 中には即戦闘態勢を整えられるように、ベルトを肩にかけたま までも邪魔にならずに銃を構えることができるのもあります。 マウントベース （13）： 銃にスコープなどを装着するために必要なベースです。上部 にレールが付いており、そこにマウントリングなどを介してス コープを搭載します。写真はTMP用。 マウントリング （14）： 前述の通り。スコープなどの搭載物を直接掴む部品。穴の大 きさや高さは各種規格があるので、搭載物や銃にあった物を購 入しましょう。
レール （15）： 銃に付けるマウントベース上部や、銃によっては下部に最初
から装着されていることもあるアンダーレール、上下左右にど
っとレールが並んでいるR.I.S（レール・インターフェース・
システム）は、この部分があることでアクセサリが搭載できる
のです。
13mm・20mm・22mmと大きく三種類の規格がありますが、圧倒
的に20mmのレールが付いたもの・対応した物が多いです。
写真は大きいものがAK用RIS、その脇に転がっているのがマ
ウントリングです。
本当ならトイガンの内部名称が紹介されるべきなのですが、ねこも全部きちんと把握していない状況なのです。
ここでは覚えておくと良い用語を紹介しますね。
セミオート ：最初にスライドか何かを動かした後は、引き金を引くだけで弾 が発射されること。発射の度にスライドなどを動かす必要は無 いという事です。トイガンではフィクスドガス・ガスブローバ ック・電動ガンができます。 フルオート ：引き金を引いている間、弾が続く限り絶え間なく弾を発射し続 けること。トイガンではガスブローバック・電動ガンができま す。 バースト ：引き金を引き続けても、一定数（３発〜８発）の発射で発砲が とまること。一部の電動ガンとガスブローバックガンのみ可能 です。フルオートでも、引き金を引く間隔でバーストを再現す る事が可能です。 弾の重さ ： まあ、そのままです。代表的なものは、0.12g 0.20g 0.25g です。トイガンには下記のホップアップの関係で、相性の良い 重量の弾があります。普通説明書に書いてあるので、よく読み ましょう。 サバゲーに参加する人は、使っている弾が使用できるかどう かも問題になってきます。大抵のゲームでは0.3g弾や0.43g 弾 のような重量弾は使用できません。ただし、エアコッキングス ナイパーライフルなら使用OKというのもありますので、よく注 意しましょう。 HOP UP ： ホップアップ。トイガンの箱を見ると、よく「ホップアップ システム搭載」と書いてありますよね。これは、BB弾を撃ち出 す時に何らかの方法（会社ごとに違ってきます。更に特許とか も関わってきます）でBB弾にバックスピンをかけ、直進距離を 伸ばす装置です。 ホップには固定ホップと可変ホップがあります。固定ホップ はある一定の重量の弾にしかうまくホップをかけられません。 しかし調整や、射撃中にホップがずれてくるという事もありま せん。 可変ホップは大抵の重量の弾に適正ホップを掛けることがで きます。対応性は良いですが、弾の重さを換えれば調整しなお しですし、数撃ってるとホップがずれてくることもあります。 バレル ： 発射される時、弾が最後に銃の部品に接している所が、この バレルというパーツ。要はBB弾をまっすぐ飛ばすガイドですね。 これが汚れたり、傷がついたりすると、命中率や射程距離が 低下します。トイガンの説明書に「一度使った・汚れた・変形 したBB弾を装填して発射しないで下さい」と書かれているのは このため。 でもねこはエアコキ（エアコッキング）のハンドガンだった ら、そんなBB弾も構わず装填して撃ってます。・・一番安い銃 だし。 ただ、電動ガンやスナイパーライフルのトイガンでは絶対に しない方が無難です。・・・これらは純正品もカスタムバレル も高い高い・・。 チャンバー ： 実銃でもトイガンでも、「弾を装填した」と言ったら弾装 （マガジン）から、この場所に弾が移ります。そして引き金が引 かれると、弾はここからバレルを通って飛び出していくわけで す。 トイガンではバレルの直前に、チャンバーパッキンというゴ ムの部品があり、発射されるまでこれが弾を保持しています。 電動ガンのようにホップをチャンバーパッキンと兼用して使 っている銃もあり、この場合ホップを少しでもかけておかない と発射する前にぽろりと銃口からBB弾が落ちてくることがあり ます。（最初ねこは「故障なのか！？」と思いました） ボルト ：自動拳銃でいうスライドのこと。サブマシンガンや自動小銃は これが前後して、次弾を装填している。 エジェクションポート：実銃を発砲した時に、薬莢がぽんと出てくる穴。トイガンでも 薬莢が飛び出すものがありますが、普通はHOP UP調整用のレバ ーやネジを隠す場所になっているようです。 ヴァーティカルフォアグリップ：ハンドガードから下へ垂直に伸びている棒。ハンドガー ドの代わりにこれを握って保持する銃もある。ハンドガー ドと一体成型になっていたり、レールに対応している型がある。 フィンガーチャンネル：グリップが握りやすいように、指がかかるところへへこみを作 った場所。当然握る指の数の分だけ設けてあるが、コンシールド キャリーピストルはひとつ少なくなることが多い。それを補うた めにマガジンにフィンガーレストという補助部品を付けた物も存 在する。(トイガンではマルイのGLOCK26など) キャリングハンドル：銃を直接持ち運ぶときに掴む場所。M16 のフレームの上にあるものが典型的。
ハンドガン ：拳銃。オートマチックとリボルバーの２種に大別される。 銃の中ではサイズ・重量共に最も小さく、携帯に優れる。 オートマチック ：自動拳銃。スライドを引いて初弾を装填すれば、後は引き金を引くだけで 楽に連射が利く。リボルバーよりも連射性能や装弾数に優れる。 リボルバー ：回転式拳銃。シリンダーと呼ばれる回転部品に弾を入れて、撃鉄を起こし たり、引き金を引く度にシリンダーを回転させ、次弾を装填・発砲する。 装弾数は６発程度と少ないが、オートマチックと違ってジャムがまずおきない。 コンシールドキャリー：隠し持つ拳銃。携帯することを最も重視して設計・改造された拳銃。 ピストル デリンジャーやGLOCK26が典型的かな。 マッチガン ：競技用に改造された銃。軽量化されたり、マガジンを入れやすくしたりし ている。特にトリガープルを軽くしてあるものが多いそうです。 マシンピストル ：機関拳銃。拳銃と同じくらいの大きさにも関わらず、バーストやフルオー ト射撃が可能になっている銃。 管理猫の中の分類では、Mini UZIよりもサイズが小さく、拳銃用の弾薬を使用 し、マガジンをグリップ部に収めている物をマシンピストルと考えています。 管理猫が知っている限りこれに該当するのは、M10、M11、Micro UZI、GLOCK18C、 TMP、M93R、APB、ビカール、９mm機関けん銃、ルガーP-9となります。 …少ない。やっぱりモーゼルやVz61やVP70も入れておこうかなあ。 サブマシンガン ：短機関銃。よくSMG と略されます。拳銃と同じ弾薬を使用するやや大型の銃で、 警察の特殊部隊に需要が多いようです。 ライフル ：歩兵銃。装弾数が少なく連射できないものが多いが、遠距離まで弾が届く銃。 現在はスナイパーライフルへ発展。 カービン ：騎兵銃。馬に乗る騎兵用に、ライフルの銃身を少し短くして取り回しをよく した物。現在は元の銃より短いタイプの銃を指すことが多い。 スナイパーライフル：狙撃銃。ライフルやアサルトライフルの中でも、精度良くできた固体を狙撃 専用に調整した銃。もちろん最初からスナイパーライフルとして作られた銃もある。 アサルトライフル：突撃銃。拳銃弾より貫通力の優れる弾薬を使用する大型の銃。 アサルトカービン：短縮型突撃銃。原型のアサルトライフルのバレルを短くしたり、ストックを 折りたためるようにして小型化したもの。 ショットガン ：散弾銃。狩猟用途にも使われる大型の銃。ショットシェルと呼ばれる大きな 弾から小さな弾を沢山ばら撒いて、目標を吹き飛ばす。弾にもよるが、一般 に射程距離は短い。 ソードオフ ：短縮型散弾銃。バレルを短くしてストックを取り払っているショットガンを ショットガン 特にこう言う。 ライトマシンガン：軽機関銃。5.56mmや7.62mm弾をフルオートで撃ちまくって、味方を支援する ための機関銃。ライトサポートウェポン(軽量支援火器)とかスクアッドオー トマチックウェポン(分隊支援火器)などとも呼ばれる。 ただし、これは管理猫の中での分類。時代・国によって定義は色々で一概に 「こういう物」だと断定ができない。
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