トイガンについて(せめて「サバゲーとは?」まではお読みください)




まず始めに。

 トイガンとは、世間巷でエアーガンと一般に呼称される、玩具銃/競技銃の事です。
 空気銃や実銃みたいに人を殺傷する力は低いものの、怪我をさせる力は十分にある道具です。
 このHPでとりあげているトイガンとは、18歳以上用に製造されており、BB弾を最大50m近く飛翔させる
玩具銃を指します。原則として当然18歳未満の方は使ってはいけません。(お店は売ってくれるかもしれ
ませんが・・)場所によっては、条例で玩具銃のあれこれを定めている所もあるので、それもきちんと確
認しましょう。

 玩具銃と言えども、どこででも・どんな人にでも撃っていい代物ではなく、正しく扱われる必要があります。
 道具が人を怪我させるのではありません。その人の誤った使い方によって、人が怪我をしてしまうのです。


サバゲーとは?

 サバゲーというのはサバイバルゲームの略です。単純に言うと、目立たない服を着てトイガン持って撃ち合う、と言った
感じです。当然ながら相手の撃ったBB弾に当たったら戦死となり、「負け」ということになります。被弾した人は「ヒット!」
と叫んで、両手で銃を高く掲げながらゲームフィールドから出なければなりません。(でないと歩いている途中で撃たれる
事があります、だからといって文句は言えません)「ヒットでーす!」と言いながら歩けば、より安全でしょう。

 そういうわけでこのゲームはある程度の痛みで負けが決まってきます。ですから参加している一人一人にきちんとしたモ
ラルが要求されます。どう見ても当てているのがわかっているのに執拗にBB弾を撃ち込む、室内戦でもないのに1〜2mと
いう至近距離で電動ガンのフルオートを浴びせる、BB弾が当たったのに知らないふりをする(ゾンビ行為と言われます。ゲ
ーム終了後に参加者から袋叩きにあうでしょう、だからといって文句は言えません)というのはもっての他。

 要は、当たったら素直に死にましょうということです。ねこは半日のゲームで9度ほど死んだ事がございます。サバゲー
も他のスポーツと同じで、回数をこなすごとに上手くなってくるのです。それまでは死ぬ回数なんて気にせずに、忍耐・我
慢なのです。

 とは言っても・・実戦(?)では微妙な事が沢山あります。「あ、あれは当たったな」と思った相手に後で撃たれる事も
あるでしょう。その時は誰だって「このヤロウ!」(この頃は女性ゲーマーも多いですが・・)と思うでしょうが、そこは
ぐっと我慢。ブッシュ(草むら)に阻まれて、本当に自分のBB弾が命中していなかったのかもしれません。或いはルールで
「直撃でないとヒットにならない」とか、「跳弾(木などに当たって跳ねた弾)もヒットする」などとあったのかもしれま
せん。ゲーム前にきちんとルール説明を聴いておきましょう。

 さて、ここまで読んでくれた方の中には、「なんか堅苦しそうだなぁ・・」と思われたかもしれません。しかし実際の公
式のサバゲー(お店・会社・雑誌・チームが開いたゲーム)に行ってみると、その心配はすぐ解消されるでしょう。案外明
るくて気さくな方々が多いですし、初心者や初参加者は大歓迎される事が多いのでルールも自分が聞けば快く教えてくれま
す。
 ついでにねこがよく行くフィールドではチームがお店のフィールドを借りてゲームをしているのですが、ギャグ系チーム
のせいか今までケンカなどは起こったことはございません。

 これより下からは、トイガンそのものについて説明します。

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トイガンの種類分け

トイガンは実銃を模した物がほとんどです。そこでまずトイガンを理解するために、色々な種類を紹介しましょう。

実銃的な種類分け
自動拳銃
(オートピストル)
 拳銃(ハンドガン)のカテゴリーに属する自動次弾装填式の小型の銃。
有名なものとしてベレッタM92F、ヘッケラー&コックSOCOM.Mk23など。
回転式拳銃
(リボルバー)
 拳銃(ハンドガン)のカテゴリーに属し、何らかの手動操作でシリンダーを回して次弾を
装填する小型の銃。
有名なものとしてコルトパイソン、S&W M19コンバットマグナムなど。
機関拳銃
(マシンピストル)
 拳銃と同じサイズか、それより一回り大きな銃。一定数の連射ができるバースト射撃や、
弾の続く限り連射するフルオート射撃ができる機種です。
有名なものとしてベレッタM93R、イングラムM11など。
散弾銃
(ショットガン)
 狩猟にも使われる大型の銃。ショットシェルと呼ばれる弾を使っていて、発射すると小さ
な弾を狭い範囲に撒き散らします。
有名なものとして、フランキSPAS12、レミントンM870など。
狙撃銃
(スナイパーライフル)
 射程距離の長い大型の銃。狩猟用ライフルも似たような物ですね。
有名なものとしてヘッケラー&コックPSG-1、イジュマシュSVDドラグノフなど。
突撃銃
(アサルトライフル)
 現代の陸軍の歩兵さんが持っている大型の銃です。連射性能と射程距離のバランスが
良いので扱いやすい。
有名なものとしてコルトM16A2、イジュマシュAK-47など。
短機関銃
(サブマシンガン)
 現代の特殊部隊さんが持っている事の多い、自動小銃より一回り小さい銃です。拳銃と
同じ弾を使用しますが、持ち運びがしやすく、連射ができて拳銃よりも精度が高いです。
有名なものとしてヘッケラー&コックMP5A5、IMI UZIなど。
小銃
(ライフル)
 弓の代わりになる武器として生まれた、古い銃種。近代銃の始祖的存在。ここではフル
オート連射のできない、第2次世界大戦までのライフル(歩兵銃)を扱うことにします。
有名なものとしてウィンチェスターM1873、ガーランドM1ライフルなど。


トイガンには実銃と同じ区分の他にパワーソース(動力)で分ける区分があります。
それを表にまとめてみると・・

パワーソース別種類分け
エアコッキング  銃の何かしらの部分を引いて、バネとピストンを後退させてシリンダーに空気を溜めます。
そして、引き金を引くことによってシリンダーに溜めた空気を一気に放出しBB弾を発射。
 発射の度に毎回引く動作(コッキング)をせねばなりません。引く場所はリアリティを持た
せるために、実銃みたくスライド・フォアグリップ・コッキングレバーなどになっています。
フィクスドガス  マガジン、或いは銃本体のガスタンクにフロンガスを注入し、引き金を引くことによってガ
スが気化。その力でBB弾を発射する方式です。
 引き金を引くだけで発砲が可能なので、エアコッキングより連射力に優れます。ただし、
気化のために一定の温度が必要なので寒い場所では性能が低下します。
ガスブローバック  発射の機構は上記のガスとほとんど一緒です。こちらはリアリティを最も追求したタイプで、
実銃とおなじようにスライドを勢い良く後退させます。その姿はカッコイイのですが発射の際
にガスを沢山使うので、スライドの動かないフィクスドガスガンよりも音が大きく、燃費・寒さ
による性能低下はより大きいものになります。
 フルオート及びバースト射撃ができるのもガスではこの部類のみですが、冬でいざやって
もあまり元気がありません。拳銃が多いですが、散弾銃、機関拳銃のもあります。
エレクトリック(電動)  いわゆる電動ガン。バッテリーの力でモーターを回し、それが手の代わりにバネとピストン
を後退させて発砲に至ります。今までのパワーソースと比べると重量は増えますが、銃自体
も大型の自動小銃がほとんどなので丁度良いようです。ガスと違って温度の影響を受けない
ので、フルオート・バーストも楽々こなせます。
エアタンク  ガスの異種系統といったところです。年代的には古い方式なのですが、フロンガスの代わり
にグリーンガス(二酸化炭素)をエアタンクに詰めて、ホースで銃に接続。温度や気化圧に関
係なく、快適にフルオートも楽しめます。
 欠点はただひとつ。大きなエアタンクを背負わねばならないのです。重さはそれほどでもな
いようですが、ルックスが・・・ね。でも、フロンガス全廃が近づいている今、再び再燃する方式
ではなかろうかと叫ばれています。




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