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KAC PDW

 種類   :パーソナルディフェンスウェポン
 駆動方式 :ガス ブローバック
 メーカー :WE-Tech(WE)
 装弾数  :6mmBB弾・30発
 全長   :498mm/720mm(ストック展開)
 重量   :2240g
 価格   :¥73,290(税込)
 HOP UP  :可変式
 備考   :旧型です。

  台湾のWE製、WE−PDWです。実銃モデルはもちろんKAC PDWと
 なります。略さないで言うとナイツアーマーメントコーポレーション(KAC)
 パーソナルディフェンスウェポン(PDW)ですね。
  このトイガンは後輩提供です、感謝!

  PDWと言うと、古くはMP5KのカスタムからP90のプロジェクト名だ
 ったりと色々変遷をたどっています。しかし基本的な役割は変わっておらず、
 戦場後方での突発的戦闘に対する自衛装備になります。
  KAC PDWは6mm×35という新型弾薬を使用し、短くコンパクトな
 銃ながらも射程200〜300mを備えているそうです。ついに実銃もトイガ
 ンも6mm弾を使う稀有な銃が出ましたね(笑)。

  それでは前から見ていきましょう。ハイダーはナイツ05タイプです。WE
 製HK416と同じく逆ネジではまっています。ちなみに網目状の先端部分を
 分離することが出来ます。中には黒い樹脂製のバレルスペーサーが入っていま
 す。
  ハイダーを取ってみるとわかるのですが、インナーバレルがハイダー先端近
 くまであります。ハイダーの網の中に金色のインナーが見えないための処置み
 たいです。バレルスペーサーがなくてもスジの中のインナーはあまり見えない
 でしょうけど、嬉しい一工夫ですね。
  インナーを気にしない・他の銃につける場合ならバレルスペーサーを取ると
 より本物のハイダーらしくて格好良いですよ。

  写真左:ハイダー部のアップ。細い溝が格好良いです。
  写真右:PDW右側全景。ディンプル加工は目立ちますね。

  アウターバレルはディンプル加工が施された独特のものです。外してショー
 ト化できるかと思いきや、六角ネジで止まっているので14mm逆ネジのアク
 セサリは取付け出来ません。

  アッパーフレームは最初から4面レールを備えたアルミ製となります。レー
 ル上面にはフリップアップ形式のフロント・リアサイトが標準搭載されていま
 す。右側だけレール長さが短めになっています。といってもライト等の装備品
 を搭載するには事欠かないでしょう。

  フロント・リアサイトは右側のマイナスネジを使ってレールに挟み込むタイ
 プです。こちらはHK416と違ってネジを普通に締めればガタなくとまりま
 した。
  フロントサイトは左側の小さな突起を押し下げることで、サイトを回して高
 さを調整することが出来ます。しかしつまようじでもないと突起を押せないの
 でやや不便。
  リアサイトは右側の大きなツマミで左右の調整ができます。微妙にクリック
 感もあります。銃の部品にしては珍しく、とてもスムーズに動きます。サイト
 基部にはレールまでついてます。少ないレールですが、コンプM2のレプリカ
 サイトはどうにか搭載できました。・・・コンプがこんなに大きく見えたのは
 初めてです。

  写真左:フリップアップさせて狙った様子。
  写真右:コンプM2搭載PDW、ついでにHK416と比較。

  ロアフレームはM4系に似通ったものとなってます。ですが、セレクターや
 マガジンキャッチは左右共用となっているあたり、この頃の銃だなあと感じさ
 せます。

  グリップはM4系に見慣れているととても短く見えますが、管理猫の場合は
 ちょうど小指までグリップできる長さでした。大体の日本人には丁度良い長さ
 かと思われます。ついでにナイツ社のメダリオンが入ってます。右側上部には
 メイドインタイワンのシールがあります。

  セレクターはよく見るM4型です。右側のセレクターだけ指に干渉しないよ
 う削り込みが施されており、やっぱり右利き優先なんだなあと少し残念に思っ
 たりもしました。左手で握ると、思いのほかセレクターが飛び出していて邪魔
 なんですね。さすがにセフティやフル位置であれば気になりません。

  トリガーガードもナイツデザイン。前側のピンをつまようじ等で押し込めば、
 展開することが出来ます。分厚い手袋をつけている時などに役に立つでしょう。

  写真左:ロアフレーム右側。えぐれたセレクターや金色のシールが見えます。
  写真右:管理猫が素手でグリップした様子。トリガーガードは弧を描いてい
      るので、グローブつけても十分余裕があります。

  マガジンはPDW専用マガジンとM4系マガジンが1個ずつ付属します。P
 DWには両マガジン使えますが、HK416にPDW専用マガジンを指すこと
 はできませんでした。
  PDW専用マグはケースが樹脂製ですので、いったん冷えてしまうと暖める
 ことに苦労します。ほかのレビューでもよく書いてありますね。上部構造はM
 4と何ら変わりません。空撃ちモードももちろんあります。
  ただこのPDWマガジン、やたらタイトで抜き差しに苦労します。叩き込む
 ようにしてつけないと、きちんと上までつかずにボルトストップが効かなかっ
 たりする事があります。

  写真左:PDW専用マガジン全景。
  写真右:マガジン上部、WE製M4系と変わりません。

  ストックは左側基部の半月状のボタンを押せば右側へ折りたたむことができ
 ます。開くときはボタン操作はいりません。バットプレートは硬いラバー製と
 なっています。

  QDスリングスイベルは中央ボタンを押し込むと抜けます。ストック・レシ
 ーバー後部左側・後部最後端下部に取り付け場所があります。ただどう考えて
 も右利き射手しか考えていない場所。なんでどうして。

  写真左:QDスリングスイベル単体。
  写真右:ストックを折りたたんだPDW。

  それでは使い勝手について。まず持ってみると、軽くてコンパクト。WAの
 M4を初めて持った時のような感覚です。特にWE HK416を持った後だ
 と1kg近く軽いのでがく然とします。

  構えてみるとカッチリとした印象。剛性の不安はありません。ストック付け
 根は少しカタカタ鳴りますが、耐久性は問題ないでしょう。気分はゴツくて頑
 丈なMP5というところ。

  左利き独自の感想となりますが、えぐってある右側セレクター操作はしにく
 いです。結局人差し指で本体左側の通常セレクターを操作することもしばしば。

  弾速は残暑厳しい9月初旬に測って最大96m/s近く。ギリギリってとこ
 ろですね。山間のフィールドだと初速オーバーすることもあるでしょう。どう
 も海外モデルそのままらしいので仕方ないのかな。代わりに冬に近い季節でも
 ある程度使えるやも知れません。

  写真左:最大弾速時の写真。最小は92.79m/sでした。
  写真右:ボルトストップさせたPDW。ボルトハンドルもナイツ型。
      旧型なのでチャンバー内に真鍮が見えます。

  弾道はしごく真っ直ぐ。ホップ最小で0.2gを撃ちましたが、やや山なり
 弾道といったところ。というのは最初だけでHK416の時と同じく、撃って
 るうちに鬼ホップが発祥しました。最後の1発は特に鬼ホップ。ボルトストッ
 プが何か関係するのでしょうか。
  もしこのままの弾道だったら、かなり使えるガスブローバックライフルと言
 えるでしょう。


  軽いガスブロライフルが欲しい、そんじょそこらにはない形のものを使いた
 いという方へ。この頃は値段も3〜4万円代に落ちています。新型機構も出て
 いるこのWE製KAC PDWはいかがでしょうか。


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