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H&K HK416D 14.5inch


 種類   :アサルトライフル
 駆動方式 :ガス ブローバック
 メーカー :WE-Tech(WE)
 装弾数  :6mmBB弾・30発
 全長   :775mm/858mm(ストック伸長)
 重量   :3340g
 価格   :¥71,400(税込)
 HOP UP  :可変式


  台湾のWE(WE Tech、ウェイテック)から出ているWE−4168日
 本仕様です。見た目や銃本体のプリントはモロHK416です。商標上の問題
 でしょうか、製品名からHKをとったうえ、8が付け加えられています。
  実銃としてはもっともスタンダードなモデルとなるHK416 14.5i
 nchになります。管理猫もついにガスブローバックライフルを買ってしまい
 ました。

  それでは外観から。中華トイガンにしてはなかなか綺麗です。塗装の色ムラ
 もなく、印刷かすれも見当たりません。ただよく見ると、フリーフロートRA
 S(レールハンドガード)にエッジが立ったままの場所があったり、バリ取りさ
 れないまま塗装されたであろう箇所が散見されます。

  ハイダーは下部にスリットがないバードケージタイプ。逆ネジで入っており、
 樹脂製リングとOリングが挟まっています。ハイダーとアウターバレルは共に
 灰色。黒、というイメージがあったのでなんだか新鮮です。でも黒に再塗装し
 てしまうやも。
  ガスブロックから先のアウターバレルも逆ネジで入っています。とても固く
 締め付けられている個体もあるそうで、管理猫が手にしたひとつがまさにそれ
 でした。ドライヤーを当てたりライターで炙っても全く取れませんでしたが、
 ある日突然ガキッと回りました。

  写真左:ハイダーのアップ。特に何の変哲もありません。
  写真右:フレームプリント右側。
      メイドインジャーマニーまで入っています。

  フリーフロートRASはアルミ製でスクリュー1本で取り外しができ、レー
 ルナンバーもプリントされた至高の逸品。先述のエッジとバリを取り除けば、
 何も言うことはないかと。

  写真左:上面レール、番号付きです。フレーム接続部との段差は見られません。
  写真右:ハイダーとレールハンドガードを外した様子。
      ハンドガードのスクリューは相当大きなサイズで、車趣味の人間す
      ら持っていない大きさでした。
      これでは取外しに苦労するので、M6・ピッチ1.0・長さ40mmのプラス
      スクリュウに換えました。

  サイトは前後共にレール取付けのHK型デタッチャブルサイトです。これの
 おかげで大分雰囲気が違いますね。リアは1がオープンサイト、2〜4がピン
 ホールサイトになっています。
  ところが2〜4の穴の高さがどれも一緒で、2以降に回す意味がないです。
 この辺中華クオリティでしょうか。

  写真:フロントサイトは固定式です。フロント・リア共に取り外しにはプラ
     スドライバーが必要で少し不便。またネジをいっぱいに締めてもガタ
     つきがあります。管理猫はレール面に紙を敷いてガタをなくしました。

  レシーバーのプリント類はもう素晴らしいの一言。この文字郡に惚れて購入
 した方も多いのではないでしょうか。ボルトにもしっかりHKプリントが入っ
 ています。
  マグキャッチやボルトリリースボタン、チャージングハンドルは金属製です。
 耐久性にはしばらく心配なさそうです。フレームロックピンは指で押せば出て
 きます。抜け落ち防止構造になっているので、屋外でのフィールドストリッピ
 ングも安心です。

  写真左:フレーム左側前部です。アッパー・ロア共にHKロゴが入っています。
  写真右:セレクター付近。実物やWAと同じようにコッキングされていないと、
      セーフ位置へは回せません。

  マガジンは通常のM4系マガジン。買ったお店の人によるとHKタイプも生
 産予定だそうです。WA用と比べると軽量です。装弾数は30発で、空撃ち機
 能もちゃっかりついています。切り換えはWA用よりは楽でした。
  しかしガスが入っていっているのかいないのかわかりくいです。ガスの持ち
 はけっこう良いので、音がしないだけで入るには入っているみたいです。注入
 バルブ(バルブレンチは不要、マイナスドライバーであっさり外れます)をモス
 カート用に取り換えると、いつもの注入音が聞こえるので音がしないことに慣
 れない人(管理猫)はやってみるといいでしょう。

  写真左:マガジン全景。WA用と互換性はありません。ガス注入口はマガジ
      ン底にあります。
  写真右:マガジン上部。ガス噴出孔右下の小さなスライドレバーで空撃ち機
      能を操作します。写真は空撃ちモードで、レバー右側の出っ張りが
      上まであがらず本体のボルトストップにかからないようになってい
      ます。

  グリップはタンゴダウンスタイルです。個人的にとても好きなグリップです。
 底には緑色のラバーがはまっていて、電池等が収容できます。WA M4 PDW の項
 でも書きましたが、ガスブローバックM4系のグリップは電動と比べてやはり
 細いです。

  ストックは紹介サイトによってはHKタイプストックと書いてありますが、
 管理猫にはどう見ても補強リブ付きのエンハンスドストックにしか見えません。
 最短状態も含めて4箇所の固定位置があります。

  写真左:管理猫お気に入りのグリップ、握り心地はバッチリ。
  写真右:HKさがよくわからないストック。そのうち取り換えてみたい箇所です。



  それでは使い勝手に参りましょう。WA M4と比べると持った第1印象は
 ずっしり。フレームが金属であることが大きいのでしょう。前側が重く、レー
 ルハンドガードなので、フォアグリップかレールパネルが欲しくなります。

  箱出し状態ではチャンバーにたっぷりオイルが塗ってあるので、マガジンの
 取り付け取り外しをやっているだけでリップ部にべったりオイルが付きます。
 BB弾を装填していると、もちろん弾にもべったり付きます。

  マガジンによってはしっかり叩き込まないとロックがかからない個体があり
 ます。初めて使うマガジンは注意しておいたほうがいいでしょう。
  ガス容量が大きいため、フルオートなどでオーバークール状態になってもし
 ばらくおいてから使えば、また動くこともしばしばあります。冷えすぎになっ
 て、ガス漏れによってチャンバーが閉まりきらない時に、フォワードアシスト
 ノブで無理矢理チャンバーを閉じればガス漏れを止めることができます。

  写真左:WE416でよく話題にあがる『真鍮コンニチワ』仕様のチャンバー。
      マガジンから噴出したガスは、真鍮管内で前後に別れて、弾の発射
      とブローバックに使用されます。
  写真右:セミオート時の弾速。1〜2秒で1発程度の射撃頻度であれば、こ
      の弾速を維持できます。フルオートは3〜4発で息切れしてしまう
      ので、連射速度が計測できませんでした。

  私の個体はポートカバーのかかりが甘く、ちょっとした衝撃でバチンと開い
 てしまいます。よってチャージングハンドルを引いてポートカバーを開けたこ
 とがあまりありません(苦笑)。

  可変ホップはチャンバー前部の黒い樹脂製リングを回して調整します。リン
 グが銃口側に移動していくほどホップがかかります。オイルまみれのときは0
 .2gや0.25gでもまっすぐ飛んでいたのですが、この頃は鬼ホップ状態
 になっています。日本で主流の前記2種類の重さの弾は8〜10mくらいの距
 離で虚空へ垂直にかっ飛ばされてしまいます。
  海外ではより重い弾をより速く飛ばすように設計されているため、日本では
 鬼ホップになってしまうようですね。そのうちチャンバーを開けて、日本の弾
 にあうホップにしたいところです。

  このHK416はHFC−134aで動く日本仕様ですが、やはりフルオー
 ト動作は辛いものがあります。WA M4も同じようですが、バースト射撃が
 いっぱいいっぱいです。ただ、給弾はいずれも良好でした。

  写真左:箱は簡素なダンボール、本体以外の内容品はローダーと説明書だけです。
      本体とローダーはタイラップで止まっているだけで、写真のような
      エアキャップはついてきません(お店の好意で敷いてくれました)。
  写真右:ストックをもっとも伸ばした様子。

  WA M4に負けず発射音は派手に響きますが、リコイルは弱いです。通常
 版のWA M4PDWにすら見劣りを感じるので、スーパーバージョンともな
 ると雲泥の差でしょう。反動を体感したくて購入する人は止めておいたほうが
 いいです。

  マガジンのバルブを叩くバネが強いためか、トリガープルは重いです。電動
 HK33も結構重いですが、こちらは更に重いです。幸いセミオート連射もあ
 まりしない銃なので、このトイガンの味として捉えることができます。


  電動ガンでも多数モデルアップされているHK416。その中でガスブロー
 バックのWE製はサバイバルゲームにおいてはどうしても使いにくいでしょう
 が、各種サイズや印刷のリアルさはいまのところ一番ではないでしょうか。

  WA M4とは違うガスブロライフルを扱いたい、真鍮コンニチワなんて気
 にしない、HK416カッコイイ!という方、実売価格ではWA M4シリー
 ズと大体どっこいどっこいのWE製HK416はいかがでしょうか。


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