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M4A1 PDW


  種類   :アサルトカービン
  駆動方式 :ガス ブローバック
  メーカー :WESTERN ARMS
  装弾数  :6mmBB弾・50発
  全長   :595mm/677mm(ストック伸長)
  重量   :2400g
  価格   :¥55,650
  HOP UP  :可変式


  ウェスタンアームズ(以降WA)から出ている、ガスブローバックM4シリ
 ーズのひとつ、M4A1 PDWです。外装以外ではインナーバレルがブルズ
 アイバレルに仕様変更されています。
  このシリーズを握ると、東京マルイM4A1がいかにトイガンとしてデフォ
 ルメされているかを実感できますね。

  このトイガンは友人提供です、高価な物をまたありがとう!

  というわけで、初のガスブローバックライフルです。WAのM4シリーズの
 中でも一番小さいモデルであるPDWですが、それを知っていても初めて持っ
 た時はとても軽く感じました。
  どうしてもマルイM4のイメージがあるせいですかね。電動ガンのメカボッ
 クスはかなりの重量源だったんだなあ。

  それではいつも通り前から見て行きます。ハイダーはプラ製でとても軽いで
 す。イモネジと14mm正ネジで止まっています。ネジを潰さないように気を
 使って回しましょう。
  銃側にはOリングとそれを包むようなワッシャーがあるので、ハイダー位置
 がある程度フレキシブルに決められます。ネジもややきついので、イモネジで
 固定しなくても落とす心配は少ないでしょう。

  写真左:ハイダーを外した銃口周り、ハイダー下半分にはスリットがありません。
      またイモネジも見えます。
  写真右:照準した様子。リアサイトの穴は近距離用の大きいもの。

  サイト関係はいつものM4です。フロントで上下調整、リアで上下左右の調
 整ができます。いずれも特別なツールは必要なく、指でダイヤルやサイト自身
 をチコチコ調整できます。
  なおリアサイトには精密照準用のタイプもあり、通常照準を手前に倒すこと
 により切り替えできます。

  写真左:フロントサイトを上から。
      銃口側の出っ張りを押しながら、上下調整をします。
  写真右:リアサイトの遠距離用の穴。

  ハンドガードは(多分)アルミ製のレールシステムが装着されており、上下
 左右4面のレールがあります。ハンドガードと一体化しているので、必要ない
 レールを個別に外す、ということはできません。
  ちょっとしたへこみや欠けが見えますが、細かいものですし、見るに絶えな
 いほどではありません。ちょっと話は逸れますが、UFC製のX47レールシ
 ステムはひどかった・・・。

  HOP UP調整装置はハンドガード下部を外したところに有ります。ハンドガー
 ドを押さえているデルタリングがけっこうきついので、外すにはやや時間がか
 かるかも。

  写真左:ハンドガード下部を外した様子、銃口が左側です。
      赤丸がホップ調整装置で、上(奥側)へ回すとホップがかかります。
  写真右:フレーム左側の様子、刻印がありません。

  フレームは強化樹脂製でブラスト仕上げになっており、手触りは少しザラザ
 ラしたものとなります。PDWのフレームにはコルトやSRといった実銃メー
 カー的刻印は一切ありません。
  本体左側にトリガーとエキストラクターの間辺りに小さくウェスタンアーム
 ズの刻印がちゃっかりあったりします。
  チャージングハンドル・ボルト・ボルトキャッチ・ダストカバー・セレクタ
 ー(反対側インジケーターも)・マガジンキャッチ・フォワードアシストノブ
 といったフレームに付いている作動部品達は全てがライブとなります。単に操
 作しているだけでも楽しめます。
  フレーム上部はレールになっており、リアサイトは素手ですぐに外すことが
 できます。
  テイクダウンピンを押し出すことにより、アッパーとロアレシーバーを分割
 することができます。ピンはかなりきつくはまっているので、ポンチやハンマ
 ーは必須です。

  写真左:本体右側後部、テイクダウンピンを反対側から叩いて出してきた様子。
      このくらいまで引き出せば、レシーバーを開けます。
  写真右:レシーバーを開いた様子。

  写真左:テイクダウン時。コッキングハンドルとボルトは後ろに引き抜けます。
      引き抜ききるとハンドルとボルトはバラけます。
  写真右:テイクダウン時。
      ストック基部にある小さな銀色の出っ張りを引っ込めると、
      リコイルスプリングが飛び出してきます。
      レシーバーを戻す時はリコイルスプリングを少し押しながら、
      アッパーを被せてやるとやりやすいです。

  トリガーガードは前方のピンを押し下げることにより展開することができま
 す。手袋着用時には便利ですね。
  トリガーは最初なんとなく後退した状態です。ボルトを引くと、僅かに前進
 します。トリガープルは電動ガンよりは重いと思いますが、楽にシアが落ちる
 ので引きにくくはないです。

  セレクターはやや重め。ボルトを引かないと、セーフへは回せません。セー
 フからセミに回す時が一番重いみたいです。

  マガジンはリアルサイズに近い形になります。底の板には色々と刻印が入っ
 ています。大きさのわりにはそこまで重たくは感じません。TMPのマガジン
 の方が個人的には重いです。
  なお、フォロワーを押し下げながら、ガス噴出孔の後ろの小さいピンを前進
 させることで空撃ちモードになります。もちろんBB弾を詰めればそのまま撃
 てますが、弾が無くなってもボルトストップはかかりません。

  写真左:マガジン全景、色はパーカライズド。ブラックもあるみたいです。
  写真右:マガジン上部、ピンは矢印の位置で通常モードとなります。

  グリップは何の変哲もないM4グリップですが・・・細い!マルイM4を握
 った後だと、かなり厚みに差があるとわかります。モーターって太いんですね。
 かなり前からマルイのグリップ太すぎ、と指摘する人々がいましたが、やっと
 その気持ちがわかりました。
  グリップはWA用ほか、実物グリップも装着可能だそうです。さすがここに
 は何も作動機構が入っていないガスブロ。ちなみに大き目の六角ネジで止まっ
 ています。

  ストックは収納状態含めて、6段階長さ調整が可能です。形状としては、新
 型(次世代電動ガンではないです)に移行する前のマルイM4A1と同じです
 ね。
  調整レバーを下へ引き下げることで、ストックを引き抜くことができます。
 実物・マルイ用・WA用と様々なカスタムストックが取付可能だそうです。と
 は言っても購入する前にお店の人に確認した方がいいでしょう。

  写真左:グリップの様子、スタンダードな形状です。
  写真右:ストックをいっぱいまで伸ばした様子。


  それでは動作・取り回し関係について。
  まず何より短い・軽い!室内でも取り回しに苦労することはないでしょう。
 重心はマガジンあたりで、特に偏りもありません。せっかくレールシステムが
 あるので、フォアグリップなどを付けると便利でしょう。

  構えたり、下げたりしていると、前側のスリングスイベルがキンキン鳴るの
 で、気になる人は気になるかもしれません。

  ガスを入れた後にボルトを引き、引き金を引いた瞬間のブローバックはやは
 り今までとは違います。電動ガンと違ったリアリズム、サブマシンガンのガス
 ブローバックとは一線を駕す衝撃。人によっては撃ってる時に身体が揺れてい
 ます。

  HOP UPはかなり強めのようで、ホップを最小にしても0.20g弾では跳ね
 上がってしまいます。WA純正のBB弾はマグナ弾で0.22、ハイスペック
 弾で0.25gなので、最初から0.20gの使用は考慮されていないみたい
 です。

  当然ながら冬は動きが鈍いです。4〜5発目あたりで残量ガスをブシューと
 吹いてしまうこともザラです。まあガスガンなのでこれは仕方がないですね。

  実戦ではフルオートに合わせても、射撃方式としてはバーストが前提になり
 ます。夏でもマガジンはガンガン撃てばガンガン冷えます。カイロなんて間に
 合いません(実証済み)。装弾数も50発ですし、精度重視の運用が求められ
 そうですね。

  写真左:WA M4の醍醐味の一つ、ボルトストップ。
      やっぱり完全に開放されている姿は電動とは違うなと思います。
  写真右:M4PDW右側全景。

  ガスショットガンでも思ったことですが、ガスの長物はやはり楽しい!この
 WA M4PDWもそんなふうに思わせてくれる一品です。すでに多数のカス
 タムパーツがサードパーティーから発売されており、自分好みに外見・内装を
 変えることもできます。トイガンを全く知らない人にも楽しめる『見せ銃』と
 しても最適でしょう。

  夏にガスブロオンリー戦がある、ガス長物大好き!、M4の本当のグリップ
 の太さを知りたい、取り回しのいいWA M4が欲しい、というあなたに。こ
 のPDWモデルはいかがでしょうか。


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