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FN Herstal SCAR-Heavy
Mk17 Mod0 Gen4



 種類   :バトルライフル
 駆動方式 :電動 ミニバッテリーSを使用
 メーカー :東京マルイ
 装弾数  :6mmBB弾・90/540発
       最初は90連がついています
 全長   :902mm(STD ストック最短)
       826mm(CQC ストック最短)
 重量   :3630/3600g(STD/CQC)
 価格   :¥65,940(税込)
 HOP UP  :可変式

  東京マルイ次世代電動ガンシリーズ、SCAR−Heavy(以後スカーH)
 のブラックです。SCAR−Lightが発売された時に、ヘビーも来ないか
 なーと思いましたが実現されてしまって管理猫は幸せです。

  このスカーHはジェネレーション4を再現したトイガンになります。ジェネ
 レーション3(VFCのスカーHなど)との違いは、ハイダー形状・マガジン
 にマグバンパーの追加・セレクターの角度変更等になります。

  それでは先端のハイダーから見ていきましょう。SG552等の3プロング
 より少し凝った形状のハイダーになっています。VFC製のスカーH用サイレ
 ンサーは、残念ながら取り付けられませんでした。

  同社レシーライフルと同じようにアウターバレルの長さ変更ができます。箱
 出しではCQCサイズになっています。ハイダー・アウターバレル共に逆ネジ
 で付いていますが、Oリングが挟まれているため初めての取外し時はけっこう
 固いです。

  写真左:ハイダーのアップ。そのうち専用サイレンサーが出るのでしょうか。
  写真右:CQCサイズのスカーH左側面全景。

  ガスブロックはレギュレータを操作可能です。もちろんトイガンとしては飾
 りになります。その上に可倒式のフロントサイトがあります。本体左側の小さ
 なピンを引き上げながら、展開・収納操作します。付属のアジャストツールで
 上下左右の調整が可能です。

  リアサイトは工具なしで上下左右の調整が可能です。展開・収納は特にこれ
 といった操作は必要なく、そのままサイト自体を倒したり起こしたりできます。
 ピープの大きさも大小2種類があります。なお、リアサイトのみ六角レンチで
 取外し可能です。

  写真左:フロントサイト周りを上から。箱出し時、管理猫の個体はフロント
      サイトが左寄りについてました。左右にスリングスイベルがあります。
  写真右:大きいピープでの照準。

  ハンドガードのレールは上下が金属製(CNC切削加工)、左右が樹脂製に
 なります。トップレール先端左右にスリングポイントがあります。そのまま握
 るとレールのエッジが手に食い込むので、レールカバーやフォアグリップは他
 機種よりも必要となるでしょう。
  幸い、Lightの時と違ってレール事件はないみたいですね。

  コッキングレバーは最初左側に付いていますが、右側にも取付け可能です。
 ただし説明書には分解が必要なためお薦めできませんと明記してあります。大
 体溝の半分くらいの位置まで引けます。

  コッキングレバーを引くとエジェクションポートも開き、HOP調整機構が
 現れます。G3やSG系を思わせるドラム型です。内部部品にHOP方向が打
 刻してあるのでありがたいです。
  ただし調整するためのドラムがとんでもなく固いです。指や爪で動かせなけ
 れば、マイナスドライバー等でしごき上げてください。最大HOPまでかけた
 ことがないのでドラムが何周するかわかりませんが、0.2g弾の適性HOP
 位置に管理猫はマーキングをしておきました。

  マガジンキャッチは従来のスカーH同様、左右どちらの手でも操作できます。
 この辺新世代の銃だと感じますね。本体左側のすぐ近くにはボルトキャッチも
 あります。
  ノーマルマガジンの弾切れ時は、ボルトキャッチが起き上がりますが、ガス
 ブローバックと違ってボルトキャッチを叩いてもボルトが前進して、ジャキン
 といったような音を出すわけではありません。おかげで撃てる状態になったの
 かどうかわかりにくいです。

  写真左:エジェクションポートを開けた様子。写真では見えにくいですが、
      HOPの字の左に「↓」が刻印されています。
  写真右:本体左側面のトリガー周り。ボルトキャッチ以外は右側面も操作感
      覚は変わりません。

  マガジンはストレート形状の箱型弾倉です。マガジン下部のスクリュウを1
 本外してマガジンのインナーアッシーを出せば、切り替えレバーで90←→2
 0発に変更できます。なぜか切り換えの際の分解手順は説明書に出てきません。
  給弾口が海外製のSR25やスカーHとは全然違う位置なので、マグパイプ
 のような物を自作するのはかなり骨が折れる作業になるでしょう。できればマ
 グプルPMAG20LRをなんとか使いたかったのですが・・・。さすがに需
 要なさそうです。

  写真左:分解したマガジン。
      右側のインナーアッシーには切り換えスイッチも見えます。
  写真右:次世代スカーH用、G&P SR25用、マグプル PMAG20LR
      の比較写真。上下はマグキャッチ穴基準で並べています。次世代マガ
      ジンは上部が長いですね。

  セレクターもマガジンキャッチと同じく両手対応です。ただし右利きが少し
 優先されていまして、右側のセレクターの長さが少し短くされています。A位
 置の時に人差し指に干渉しないための処置ですが、日本人くらいの手の大きさ
 ならば問題なさそうです。

  写真左:セレクターを下面から。右側だけ短いですね。
  写真右:ストック3段階目・チークピース上昇状態。

  グリップはM16A2/M4スタイルのフィンガーチャンネル1箇所付きの
 物です。スカー専用寸法になっており、形は似ていますがM4用カスタムグリ
 ップは取り付けられません。

  ストック基部左右には計3箇所のスリングポイントがあります。左側のチェ
 ッカリング加工されている半月状のボタンでストックを折り畳めます。展開時
 はストック後端を少し引き下げながらやります。
  そのすぐ上の四角いボタンでチークピースの高さ調整を行います。上げる下
 げるの2種類のみです。ストック可動部にある三角に突起したボタンで長さ調
 整を行います。最短の状態から数字どおり6段階の長さが用意されています。

  写真左:後部スリングポイント左側。
  写真右:後部スリングポイント右側。写真の通り、スリング取付箇所はスト
      ック最後端を除いて、金具を介さないとスリングは通せません。帯
      だけのスリングでは、ワンポイントスリングでの運用しかできない
      ということですね。

  バットプレートすぐ近くのピンを左側に引き出すと、バットプレートが外れ
 ます。ピンは抜け落ち防止式になっています。ストック内部がバッテリースペ
 ースになっており、純正のニッケル水素バッテリーのほか、イーグルフォース
 の1600mAhニッケル水素、ET−1の2000mAhリポバッテリー、
 オプションNo.1の900mAh等を収納可能です。
  配線のしまい方に気を配らないと、ストック伸縮用の機構と内部で干渉して
 しまうことがあります。またバットプレートの上下が間違えやすいので、裏面
 の表示を参考にして取り付けましょう。

  写真左:バットプレートを取外した様子。「TOP」表示も見えますね。
  写真右:ストックを畳んだ状態のスカーH。

  それでは使い勝手に参りましょう。
  CQC仕様でも実銃は7.62mmを撃ち出す物で、スカーは上下に大きい
 銃なので大柄です。重量は次世代電動ガンAK74MNと比べると、3600g
 (スカーH)に3040g(74MN)なので実に2割増。ずっしりはきます
 が、持てない重さではないです。

  前部は4面レールのため、なにかしら付けてみたくなってしまいますね。手
 軽な値段で構え易くなる、フォアグリップ系統がいいでしょう。実銃から採寸
 しただけあって、下面レールにはもちろんEGLMを装着可能です。

  写真左:スカーH STD右側全景。
  写真右:EGLM(SEALS製)とパチイオテックを搭載したスカーH STD。

  手の大きさのせいか、フィンガーチャンネル付きのグリップが手に合いませ
 んでした。真ん中指がチャンネルの突起に押し付けられるようになって、痛い
 時があったりします。といってもゲーム中で気になるほどではないです。
  グリップの規格がM4系と違うのが惜しまれます。管理猫は是非タンゴダウ
 ンタイプの梨地グリップに換えたかったのですが。次世代スカー専用のグリッ
 プパーツって出るのかなあ・・・?

  フリップアップサイトの照準線は、イオテックなどの光学機器搭載を考慮し
 て高めになっています。フルフェイスゴーグル時でも狙いが付けやすいので、
 ゲームにも良いかもしれません。

  マガジンは銃が水平に近いとキャッチを押したら滑り出てきますが、銃口が
 上に向いている(45度くらい?)と引っかかって出てきません。また、マガ
 ジンの個体によっても引っかかる物があります。もちろん手で引き抜けば、何
 の問題もありません。

  側面レールの長さが4.1インチくらいのため、レールパネルを選びます。
 例えばマグプルXTMパネルの場合、6ピース付けた時はパネル側が少し飛び
 出ます。気になる人はバッチリなパネルを探しましょう。
  ちなみにハニービーのラルースタイルインデックスクリップはうまく取り付
 けられません。クリップが折れそうになります。

  構えた具合は当然前が重いですが、そんなに顕著には感じません。射撃は同
 じ次世代のAK74MNとでブローバックの差は感じません。ただ、74MN
 が真後ろにブローバックが来る感じですが、スカーHはボルトがストックより
 やや上にあるせいか、上下の振動もあるような気がします。肩よりも頬や首に
 振動がきます。
 
  性能は安心のマルイです。300mmのバレルですが、特に射程距離に不満
 はないかと。ただM14やAK74MNの方が射程は長いように感じます。

  写真左:弾速計測結果。バッテリーは7.4V・2000mAhのリポです。
      必要十分ですね。
  写真右:VFC SCAR-Hサイレンサー&専用ハイダー、レイダータイプフォアグ
      リップ、パチコンプを装着した様子。

  左利きだと、やはりセレクター操作は少しやりにくいですね。5〜6mmの
 長さの違いがとても大きく感じられます。でもマグキャッチは最高ですね。ど
 ちらの手でも一緒の感覚で操作できます。マガジンを差し込む時は、前から引
 っ掛けて入れるか、横から滑り込ませるのが管理猫としては素早くできるかな
 と思いました。

  アウターバレル交換可能、表示もバッチリ、撃ってて楽しい振動。価格以外
 はバッチリなSCAR−Heavyの決定版ですね。ただ、ボルトストップ機
 能はいらないかなあと個人的には思いました。
  次世代M4に搭載されていたので、次世代AKしか持っていない身には楽し
 みな所だったんですが。弾切れになってエジェクションポートが開きっぱなし
 になり、マガジン交換をしてボルトキャッチを叩けばポートが閉じる仕様であ
 れば良かったです。

  実銃とほぼ同じ重量・材質、ゲームでも弾数で戦っていける連射マガジン、
 最初からレールオプションを沢山搭載可能な多様性。何よりFN社大好き、ス
 カーH大好きな方々へ。

  日本製の美しいこのSCAR−Heavyはいかがでしょうか。FDEは売
 切れ続出のようですが、ブラックはまだちらほら見かけますよ。


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