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GP901 Sentry
種類 :アサルトカービン 駆動方式 :電動 (T型2ピンコネクタ・大) ヌンチャク型バッテリーか パイプインバッテリーを使用 メーカー :G&P 装弾数 :6mmBB弾・130発 マルイスタンダードM4互換 全長 :770mm/690mm(ストック最短) 重量 :2960g 価格 :¥48,300(税込) HOP UP :可変式
G&Pのコンプリート電動ガンシリーズからGP901 Sentry(以 後セントリー)です。管理猫初の電動M4です。 短くてレイルで三角フロントサイトではない(?)M4ないかなと探してい たところ、候補が東京マルイのM4−PMCかこのセントリーになりました。 M4−PMCはホビーショー限定商品だったので在庫がどこにもなく、構造的 に外装カスタムに制限があると知ったのもあって、セントリーになりました。 このセントリーはM4パーツメーカーの各種部品を集めて1挺にしたような トイガンです。多彩なカスタムパーツを出しているG&Pならではのカスタム M4ですね。ちなみに部品の内訳は・・・ -Sentry Front Set -Vltor Type Metal Body (MUR) (GP880) -M16 Magazine (130rds) (GP094) -URX Flashider (Clockwise) (FLH004C) -Vltor Type Front Sight (GP914) -Military 600m Flip Up Rear Sight (GP254) -M4 Trigger Guard (GP836) -Stubby Raider Foregrip (Black) (GP887B) -TD M16 Grip with Heat Sink End Set (Black) (GP711B) -Extended Stock Dual Sling Mount (GP878) -AEG Mod Buttstock (Black) (GP915B) -RAS Slim Rail Cover (Black) (GP413) となっています。G&Pのページを見たところ、セントリーフロントセット というそのものズバリな商品は存在しません。何か別のフロントセットについ ている7インチRASと10.5インチアウターバレルを組み合わせているみ たいです。 ・・・なんとなく在庫が多い商品を集めて組んで売ってみた、な気がしない でもないです。ちなみにセントリーは同じ商品名でも組まれているパーツが別 の個体もあるみたいです。管理猫が購入した最近のセントリーはハイダーがナ イツ、リアサイトがSR25についているような600mサイトですが、数年 前の物はハイダーがVltor、リアサイトがトロイだったようです。 リアサイトはトロイが良かったなあ(いまさら)。 さてそれではハイダーから各種外観を見てきましょう。ナイツ05やURX と呼ばれるタイプで、細かい格子状のスリットが入ってます。ただしスリット は内側まで貫通していません。 アウターバレルには14mm正ネジではまっています。ハイダーとアウター バレルの間にはシムワッシャーを模したインサートがあり、位置決め用のOリ ングを隠してくれています。 マズルオプションを付ける場合は、正ネジであることを忘れないようにしま しょう。 次はガスブロック。左右にQDスリングスイベルが取り付けられる仕様にな っています。トップはレール面としても使えるVltorのロゴ入りフリップ アップフロントサイトです。サイト自体は特にロック機構もなく、直接展開・ 収納ができます。 AK系電動ガンに付属していることがある、サイト調整の道具で上下させる ことが可能です。Vltorのページに行くとVST(Vltor Sight Tower) と いう製品があり、これを模しているようです。ただサイトの形状はより薄い物 でした。 写真左:ハイダーと立てたVST。ガスブロックはアウターバレルにガッチ リ取り付けられており、ガタツキはありません。 写真右:照準の様子。
レールシステムはダニエルディフェンス社の7インチ型を模した物です。塗 装は均一でエッジは程よく面取りがされています。溶接跡のような部分も再現 されています。 アッパーフレームとはボルト6本でガッチリ装着されており、レールシステ ムを掴んで振り回すくらいだったら剛性に不安は感じません。・・・さすがに フルスイングまではしていませんけども(苦笑)。 付属のラバーレールカバーはシュアファイア Z70スタイルです。ライラ クスのボーンレイルカバー風と言った方がわかりやすいでしょうか。長さはト ップレールにバッチリですが、サイドやボトムには長すぎるのでニッパーか何 かで好みの長さにトリミングしましょう。 写真左:レールシステム右側面下部の表示。各レールには数字表示もあります。 写真右:左側面レールと付属ラバーレールカバーの比較。
またミニサイズのTDIタイプフォアグリップも付属します。左右計4箇所 の爪を押し下げながら装着するので、手間はかかりますが板バネで問題なく固 定できます。ただ、レールにはまる棒状部品が少し太いみたいで、ややガタつ きます。不意にずれてしまいそうなレベルではないので、管理猫としては問題 ないと思っています。下部のキャップを外せば電池スペースが現れます。 アッパーフレームはマーキング入りのMUR−1タイプです。ボルトフォワ ードアシスト(とりあえずは押せます)やカートデフレクター部分が大型化し ているのが特徴でしょうか。 コッキングハンドルは東京マルイ製M4程度には動いて、HOP調整装置に アクセスできます。ただ引きが固いです。けれど引いた状態で止まりますので、 HOP調整は楽です。 なお、残念ながらポートカバーはしまりません。リアルサイズに近づけるた めのG&Pメタルフレームの仕様だそうです。個人的にはキングアームズ製メ タルフレームの、カバーを閉めることができ、ボルトキャッチも働くタイプの 方が楽しそうで好きですね。 写真左:Vltorマーク溢れるフレーム右側面。 セレクタープレートは連動せず、ただの平板です。 写真右:少しだけ開くボルト。HOPはM4系伝統のダイアル式です。
アッパーフレームのトップレール最後尾にはミリタリータイプ600mサイ トが取り付けられています。しかしきっちり締め付けると、左に傾きます。厚 紙等を挟めば解決するのかもしれませんが、トロイタイプに取り替えようと思 っていた部品だからもうそのままにしています。 穴が細かく、上下左右の調整ができるのは魅力なんですけどね。 ロアフレームもVltorマーキングたっぷりです。マガジンキャッチやセ レクター、トリガーガードは何の変哲もないです。グリップのみTDIスタイ ルになってます。管理猫お勧めの大変握りやすいグリップです。マガジンチェ ンジの時に、トリガーガード手前の角が人差し指の付け根に食い込むんで少し 痛かったりしますが。 写真左:トップレールとリアサイト。バッファープレートも見えますね。 QRコードは残念ながら何も読み取れませんでした。 写真右:グリップのアップ。梨時加工が手になじみます。
バッファープレートは左右にQDスリングスイベルポイントがあるトロイス タイルになっています。スイベルひとつが付属して、VSTやストックにある ポイントにも渋いものの取り付けが可能です。 マガジンはミドルキャパシティの130連マガジンです。軽量でマットブラ ックのありがたいマガジンですが、弾詰まりが激しいです。東京マルイベアリ ング研磨0.2g弾を使用しているのですが、100%に近い確率で引っかか ります。一度分解して中を見てみないとなあ・・・。 写真左:付属130連マガジン。本体に入る部分には油がひいてありますね。 写真右:Vltor刻印溢れる本体左側面。操作系統は至って通常のM4です。
ストックパイプはヌンチャク型バッテリーに対応した、スリットが入ってい るタイプ。上面にはナンバリング付きです。 ストックはVltor MODストックを模しています。表示はフレームは VLTORなのに、なぜかVICTOR。何があったんでしょうか。バットプ レートの刻印もビクター(笑)。 構造としてはこちらもヌンチャク型バッテリーに対応しており、左右のバッ テリーコンパートメントを外すと、最初から配線用スペースが取ってあります。 パイプには最後部にキャップなどがないので、バッテリーが不意に出てこない ようにバットプレートの装着は必須です。 写真左:唯一残念なストックの刻印部分。 写真右:バッテリー配線のために切れ込みが入っている、パイプやストック。
使用感は意匠が変わった程度のM4通常ストックなので、特に変わりはあり ません。管理猫のように顎が大きい(?)人だとバッテリーコンパートメント の張り出しが邪魔で頬付けがしにくく取り外したくなるやも。 ストックにも下部左右にQDスリングスイベルが取り付けられます。バット プレートが付いていると回転角度に制限がつきます。ストックパイプ上下にス リングを通す溝もあります。 それでは使い勝手に参りましょう。見た目がCQBスタイルのM4通りコン パクトな印象です。構えた感触は重くもなく軽くもない丁度良い重量ですね。 重心はマガジン辺りで、ハンドガードから先が短いため取り回しも良好です。 フルメタルなわりには軽い印象でした。 マガジンを外した後にフレーム前側のピンを左から右へ押し出し、ポートカ バーをたたみながらアッパーフレームを前へずらすと抜けます。ピンは指で動 かせる程度のフリクションです。ちなみに抜け落ち防止タイプ。素晴らしい。 これは便利ですね。手軽にチャンバー周りにアクセスができますし、メカボ への簡単な注油も可能です。 さて最初の問題はコネクタ形状でした。ラジコンで使われるらしい、T型だ の2Pだのディーンズコネクターだの言われている種類です。通電効率はいい そうなのですが、使い慣れたタミヤ型のミニコネクターに交換しました。 写真左:ピン1本からここまで分解できます。30秒とかかりません。 写真右:初期コネクタ。接触面積からすると効率は高そうです。
インナーバレルは実測275mmでした。中を覗いてみるとなんだかガサガ サしているように見えたのでバレルクリーニングを行ったところ、金色の削り カス(?)が大量に付着しました。手にした海外電動の中ではこんな経験初め てです。一応動かす前にはどれもバレル掃除してみるのですが、さほど汚れや 異物はありませんでした。 何度か掃除した後に覗いてみると、綺麗でバレルそのものに異常はなさそう でした。素性はいいのですが、加工後の後処置が行われていないみたいですね。 ちなみにHOP窓はバリ取りされていました。 ストックパイプの中にオプションNo.1のリポ900mAhを入れて試射 開始。モーターがM120ハイスピードモーターだけあって、連射速度は手に したトイガンの中で最も早いです。 リポを使ってもセミオートの立ち上がりが鈍いと聞いていましたが、そう悪 くは感じませんでした。ギア音や発射音は特に異常なさそうで安心です。 サイクルが個人的には早すぎるので、遅くしようとモーター交換を考えてい ます。しかしモーター端子も東京マルイのような差込型ではないので、端子の 交換から必要です。何かと手間がかかる。 写真左:弾速はだいたい81〜89m/sです。やや差が大きいのはチャン バーかノズルの問題でしょう。 写真右:連射速度はほぼ20発/秒。マルイノーマルからすると4〜5発ア ップですね。
HOPは掛かり具合がシビアです。あまり掛からないなと思って調整してい ると突然掛かりすぎの状態になります。オイルが付いているからなのか、チャ ンバーの問題かを見極めなければならないですね。 弾の飛びは左右のバラツキが少なく良い感じ。先述のHOP周りのせいで上 下はけっこう散ります。初速の割りには距離が伸びない気がします。連射する とサイクルとバラツキの相乗効果か弾が面で狙ったところに飛びすさみます。 これはこれで面白いかも。 マガジンはキャッチを押せばするりと落ちてきます。YOUTUBEなどで 見られるPMCの訓練で、銃からマガジンを振り飛ばすようなことも可能です。 付属マガジンは他社のマガジンよりも黒めみたいです。 チャージングハンドルと同じようにストックの展開収納も固めです。特に1 の位置から引くときは「ふんっ」と力んで引かないといけません(苦笑)。ま あスルスルでガタつくよりは良いですね。 時たまスリングスイベルがバッテリーコンパートメントに引っかかって、「 1」まで動かないことがあります。いくらなんでも固すぎると思ったら、確認 してみましょう。 マガジンの給弾問題とバッテリーをどうするかを解決したら、短く取り回し やすいショートカスタム・光学機器を取り付けてもすぐに畳んで対応できる便 利なサイトが初期装備のM4が手に入ります。 スタンダードM4系を所有していてVltor好きの方に。なぜかM4系マ ガジンを所有している方のセカンドガンに。リポを運用している方のM4開拓 機種に。このG&Pコンプリートガン、セントリーはいかがでしょうか。
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