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豊和工業 89式5.56mm小銃 固定銃床式

 種類   :アサルトライフル
 駆動方式 :電動 AKバッテリーを使用
 メーカー :東京マルイ
 装弾数  :6mmBB弾・69/300発
       最初は69連がついています
 全長   :916mm
 重量   :3700g
 価格   :¥49,140(税込)
 HOP UP  :可変式
 備考   :M16/4用マガジンも使用可能

  東京マルイより出ている89式小銃です。実銃は2008年現在、陸上自衛
 隊に配備されている最も新しい突撃銃です。海外派遣のニュースや基地祭・演
 習などで先輩の64式小銃と共によく見られるので、案外身近な突撃銃です。

  実銃はアメリカで試作されていたAR18小銃を元にして作られたようです。
 グリップやリアサイトの形にその面影が見られます。

  なお、マルイは閉所戦闘訓練用として陸上自衛隊にこれを納めています。ト
 イガン89式小銃と違ってかなり黒く塗装されており、恐らく威力も高められ
 ていると思います。
  システマのM4トレーニングウェポンと同じような立場の電動ガンになるわ
 けですね。

  これは友人提供のトイガンです、感謝!

  いよいよ89式小銃です。これもM14並みに箱が凝っています。陸自2型
 迷彩の布が敷かれた箱の中に安置してある89式小銃。M14から箱はこんな
 仕様になっていますが、もしかして伝統化するんでしょうか。

  それでは取り出しまして、外観レビューにいってみましょう。まずはフラッ
 シュハイダー。銃に初期装備されているものとしては、凝った作りになってい
 ます。もちろん14mm逆ネジで付いているので、回して外せば各種アクセサ
 リに変更できます。
  なお、ハイダーを止めるためにOリングが噛まされているので、回しすぎて
 ねじ切ったりしないように注意しましょう。

  写真左:ハイダーのアップ、バードケージや3プロングなどといった表現に
      当てはまらない独特な形状です。
  写真右:バイポッドを展開した89式の様子。

  ハンドガード下にはバイポッドが装備されています。HK33とは違ってボ
 タンなしで動くので、展開・収納とも早くできます。ただし、起こした状態で
 地面において銃を前に動かすようにすると、バイポッドが勝手に収納されてし
 まいます。
  ある程度左右への首振りも可能です。右側のロックレバーによりアウターバ
 レルから取り外すことができます。バイポッド取り付け部分の塗装がどうして
 も剥がれてしまいますが、機構上仕方がないですね。

  写真左:バイポッド取付け部のアップ。赤丸で囲まれたものがロックレバーです。
  写真右:バイポッドを取り外した様子、塗装が擦れている部分が見えます。

  ハンドガードは16系に比べると細くなっています。形も他国の銃には例を
 見ない独特なものですね。また、バイポッドを畳んだ状態でも握り心地はなか
 なかいいです。
  この中にAKバッテリーを搭載しますが、そこはまた後ほど。

  コッキングレバーとエジェクションポートはかなり小さめ。実銃大丈夫かな、
 と思うくらいです(余計なお世話w)。ポートを開けば電動ガンとしてはお約
 束のHOP UP調整装置が出てきます。G3系に似たドラムタイプですね。

  写真左:バイポッドを取り去ったハンドガード。M16と違って同部分が細
      いので、随分長く見えます。
  写真右:HOP調整場所のアップ。ポートが細いので、ちょっと指を入れに
      くいかも。

  それではマガジンです。ここは電動ガンとしては特徴あるところですね。従
 来電動ガンは弾切れになったと思っても、マガジンを外せば4〜5発のBB弾
 が落ちてきました。マガジンとチャンバーまでの間に余った弾ですね。
  しかし89式小銃のノーマルマガジンは、本体からフォロワーが飛び出して
 最後の1発までチャンバーに押し上げられる機構になっています。これで全弾
 撃ち切れる!というわけです。
  え?多弾倉?そっちは従来通りなので、外せば弾が落ちてきます。・・・そ
 のうち全弾撃ち切れる多弾倉マガジンも出るのでしょうか。

  写真左:マガジン全景。飛び出したフォロワーが見えます。
  写真右:フォロワーのアップ。

  マガジンは実銃と同じように弾(ダミーカート)が見えるリアル仕様です。
 BB弾の残弾はわかりませんので、悪しからず。ちなみにM16/4系のマガ
 ジンも使用できます。しかし、M16/4系に89式のマガジンを使用するこ
 とはできないそうです。
  形状は全く一緒のはずですが・・・。チャンバーまでの距離が違ったりして
 いるのかもしれません。

  セレクターは本体右側にあり、一部通称(?)の「アタレ」型です。「ア」
 は安全、「タ」は単射、「レ」は連射、「3」は3点射を示しています。なお、
 ア→レ→3→タの半時計回しにしか動かせません。アからタへショートカット
 はできませんので気をつけましょう。
  なお、純正アクセサリーで本体左側にセレクターを増設することができます。

  写真左:セレクターの様子。
  写真右:サイトの様子。ピンホールタイプですね。

  サイトも89式小銃独特なものです。特にリアサイト。形状だけでなく、な
 んと収納が可能です。左側のダイヤルを回すと上下調整ができるのですが、最
 上部まで行っても更に回すとサイトが引っ込むのです。
  とは言っても実用性はよくわかりません。一度収納したら、また調整しなお
 しですし。それにそうそうぶつけるところでもないでしょう。
  右のダイヤルで左右調整もできます。フロントサイトはアジャストツールで
 上下調整ができます。

  写真左:リアサイト通常状態。
  写真右:リアサイト収納状態。オープンサイトになるわけではないです。

  最後はストック、一見すると何の変哲もないストックですが・・・。上から
 よーく見ると左側だけ微妙にえぐれているのです。右利きの射手に合わせての
 ことだそうです。
  そこまで左利きをないがしろにしなくてもいいじゃないか・・・と思います
 が、実銃では右手前にむかって薬莢が飛ぶので皆さん右撃ちに矯正されるのだ
 そうです。
  それに左利きの管理猫が構えても、特に問題ありません。ストックがくの字
 に曲がっているわけではないですからね。

  写真左:ストックを左側から見た様子。
  写真右:そのまま上を見た様子。えぐれているのがわかるでしょうか。

  ストックのバットプレートは引っ張りながら回すと、ずらすことができます。
 ストック下側の空間にスペアバッテリー1本を入れておくことができます。

  それでは使い勝手についてです。全体的にスリムなので、小柄な私たち日本
 人でもほぼ全員が無理なくもてます。ただ、重量が実銃と同程度あるので、振
 り回しているとどんどん疲れます。

  サバゲーに関して言えばバイポッドはあまり使う機会がないので、外して前
 を軽くした方が体力温存(?)に高い効果が望めます。でもこれを使ってる友
 人は必ず付けて戦場に赴いています。コダワリってやつですね。

  バッテリーはハンドガード部に入ります。M4系と似ていますが、左右に割
 れてAKバッテリーを入れます。入れ方が少々タイトで、配線を挟むとハンド
 ガードがしまりません。
  ですが使用している友人はゲーム前に手間取っている様子もないので、慣れ
 ればすぐにセットできるようです。

  射撃音が非常に独特です。ジュギュッという感じです。撃発音がほとんど聞
 こえず、何かの機械の駆動音みたいな感じですね。おかげですぐに89式だ、
 というのがゲーム中でもわかります。

  写真左:バッテリースペースの様子。ハンドガード上部にはまります。
  写真右:バイポッドを展開して前からのショット。


  私たち日本人に丁度良い細いスタイル、撃ち切りノーマルマガジン、確実作
 動する3点バースト。重さや値段は高めですが、各種ギミック・外見が気に入
 ったらいかがでしょうか。


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