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SIG SG552 SEALS

　　種類　　　：アサルトカービン
　　駆動方式　：電動　ミニＳバッテリー使用
　　メーカー　：東京マルイ
　　装弾数　　：6mmBB弾・43/60/220発
　　　　　　　 ・最初は43連が付いてます・
　　全長　　　：465mm/720mm（ストック展開）
　　重量　　　：2205g（バッテリー込み）
　　価格　　　：￥29,800+税
　　HOP UP　　：可変式

　　東京マルイの電動ガン、シグ５５２シールズです。小さく軽く剛性もあると
　いう、もやしな管理猫や非力な皆様にぴったりの電動ガンです。実銃はシグ５
　５０系の最短バージョンで、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズでも使わ
　れているそうです。

　　友人提供のトイガンです、感謝！

　　さて、この５５２。以前東京マルイから発売されていた電動ガン、シグ５５
　０や５５１のバリエーションです。５５０と５５１は現在は残念ながらカタロ
　グ落ちしており、新品を購入することは難しいでしょう。
　　けれども５５０と５５１用の６０発ノーマルマガジンは５５２でも取り付け
　可能となっています。

　　それでは外観から。まずはやっぱり・・うん、小さい。だいいち箱からして
　小さくなっており、ストックを畳んだ状態で入っています。これを持っている
　友人はサバイバルゲームに来る時はリュックサックに５５２を入れてきますが、
　銃口さえ飛び出しません。

　　先代の５５０と５５１との相違点は小ささ以外にも、色が黒くなっているこ
　とや、何よりＰ９０などと同じようなダミー弾薬が見えるシースルーマガジン
　に変更されていることです。おかげで元の６０発から４３発に装弾数は減って
　しまっていますが、雰囲気は抜群に良くなりました。

　　ハイダーも新しく三叉タイプの物に変更されています。正式には３プロング
　ハイダーと呼ばれるそうです。もちろんこれを取り外せば１４ｍｍ逆ネジが出
　てきて、サイレンサーなどのアクセサリを取り付けることができます。

　　ハンドガード部にはアンダーレールと右側に小さなレールが付いてます。こ
　れは取り外すことも可能で、更に軽くしちゃうこともできます。個人的にはア
　ンダーレールだけ外すかも。

　　写真左：マガジン部アップ。ダミーカートやスプリングが見えますね。刻印
　　　　　　でＳＧ５５２−２と見えますが、５．５６ｍｍ弾を使う５５２のモ
　　　　　　デルが５５２−２だそうです。
　　写真右：ハンドガードのアップ。レールはそれぞれ取り外しが可能です。

　　エジェクションポートを開くと、そこにはお約束のＨＯＰ　ＵＰ調整装置が
　あります。Ｇ３系などと似てるドラム式ですね。

　　フレーム各部にはローエンフォースメントオンリーやメイドインスイズラン
　ド、シグ社のロゴマークなどの表示も沢山あり、リアルさを醸し出してくれま
　す。
　　またフレーム上部にハイマウント／ローマウントベースを搭載するための鉤
　や穴もあります。

　　セレクターは「２０・１・Ｓ」のわかりやすい構成。アンビタイプなので、
　利き手を問わず操作できます。またトリガーガードは右か左に倒すことができ、
　手袋をしている状態でも扱いやすいようにできます。
　　因みに実銃のＭ１６／Ｍ４系もトリガーガードの板を外して、手袋をしてい
　る時でも使えるようにできるみたいですが、マルイでは再現されてないのかな
　・・・？

　　写真左：よくあるエジェクションポート内のホップ調整装置。Ｇ３などと同
　　　　　　じドラム式です。
　　写真右：本体右側からのセレクター部のアップ。何を隠そう、これ中古銃な
　　　　　　んです。よく触る場所なので塗装のハゲが各所に見られますね。

　　ストックはフォールディングストックと呼ばれる折畳式です。銃本体左側の
　ストック付け根のボタンを押すと、ストックの固定を解除して畳むことができ
　ます。
　　ストックを展開する時は銃本体右側のカギがストックを掴んでいるので、持
　ち上げるようにして外し、パチンというところまで開きます。

　　写真左：トリガーガードを本体左側（写真では奥へ）へ倒した様子。右側に
　　　　　　も倒せます。
　　写真右：ストックを折りたたんだ様子。箱にもこの状態で入っています。う
　　　　　　〜ん、実に小さい。・・・比較写真撮れば良かったかな。

　　サイトはフロントサイトは固定、リアサイトで上下左右の調整ができます。
　さらに回すことで４タイプの照準が用意されており、オープンサイトとピンホ
　ールサイト３種が選択できます。

　　写真左：オープンサイトの様子。
　　写真右：ピンホールサイトの様子。

　　それでは使い勝手についてです。
　　この５５２ではＢＢローダーＳが標準装備で付いてきます。これで長い棒状
　の従来ローダーの代わりに楽に装弾作業ができます。電動ガンのノーマルマガ
　ジンやガスブロ用のマガジンなどほぼどんな物にも使えるので、管理猫も別売
　品を買って愛用しています。

　　ハンドガードにバッテリーが入りますが、いらない覆いを取ったり削ったり
　すれば、専用のミニＳバッテリーでなくとも社外品のミニバッテリーを入れる
　ことができます。

　　このシグ５５０シリーズはＧ３６Ｃのように、マガジン同士を繋げることが
　できます。そのためダブルマガジンクリップは必要ありません。友人はマガジ
　ンを保管する時に全部繋げてました。４つも繋がっているとなかなか迫力があ
　ります。

　　さて・・・５５２はゲームで素晴らしい性能を発揮してくれます。以前北海
　道のフィールドでこれを使用していたゲーマーの方に撃たれたことがあるので
　すが・・・その距離ナント、恐らく３０ｍ以上です！
　　実は自分も相手が見えていたのですが、この距離じゃ撃たれないだろうとタ
　カをくくって、ぼけっとしていたらやられたわけですね。もちろん後で銃につ
　いて尋ねてみたところ、ノーマルとのことでした。

　　５５２のバレル長は２４７ｍｍです。Ｍ４の一般的バレル長の３６４ｍｍか
　らすれば１０ｃｍ以上短いことになります。なのにあの射程距離、あの射撃精
　度。北海道での５５２によるヒット以来、「５５２を見たら注意しろ」という
　本能的反応（？）が刷り込まれました。

　　単なる当たり個体だったのかもしれませんが、それでもそういう性能を持ち
　えると言える電動ガン、シグ５５２。管理猫としても手にしてみたい銃のひと
　つです。
　　欠点を挙げるとすれば、多弾倉マガジンが２２０発と少なめ、ミニバッテリ
　ーを使用するため１日中のゲームではスペアバッテリーがいるかも、というく
　らいでしょうか。

　　軽くて頼れる相棒はいないものか・・・そんな都合のいい願望を叶えてくれ
　るかもしれない銃としてＳＧ５５２はいかがでしょうか。