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FN Herstal FAL

 種類   :バトルライフル
 駆動方式 :電動 ラージバッテリーを使用
 メーカー :KING ARMS
 装弾数  :6mmBB弾・95/550発
       最初は95連がついています
 全長   :1130mm
 重量   :3300g
 価格   :¥87,000(参考値&キット価格)
 HOP UP  :可変式

  キングアームズ(以後、KA)製のコンバージョンキット、FALフルサイ
 ズです。メカボックスは東京マルイのSG552(Ver.3)を使用します。
 この個体はガンショップエチゴヤにて組み込んでもらったセットです。

  そして友人提供のトイガンです、いつもありがとうございます!

  それでは実銃の話を少し。FALはベルギーのファブリック・ナショナル・
 ハースタル(FNH)製のバトルライフルで、冷戦時代の初めはAK47と世界
 の主力銃シェアを2分していたそうです。
  イギリスではL1A1として採用、使用されていました。トイガンではKA
 及びSTARから発売されています。
  また現代でもレールシステムなどを取り付けて、カービン化されて使用され
 ており、SA58の名前で存在しています。なんだかM14と同じような人生
 (?)を辿っている銃ですね。ちなみにSA58のトイガンがCAから発売さ
 れています。

  蛇足。FALをファルと呼ぶのは日本独特のようです。海外でFALが呼ば
 れる時は、早口でエフエィエルと発音されています。

  いよいよトイガンです。見た目の第一印象は「細長い」これに尽きます。こ
 じんまりとしたフレームや、ハンドガードから出た長いアウターバレルがその
 ような印象を与えるのでしょうね。
  おかげで構えてみても、大きすぎる・太すぎるなどといった持ちにくさがあ
 りません。また3300gの重さのわりにずっしりとした重量感もありません。
 小柄な人でも運用できる希少な銃かも。
  剛性も必要十分あると思います。最前線アタッカーのような動きはムリがあ
 るかもしれませんが、このトイガンでアタッカーをする人も少ないでしょうか
 ら問題はないでしょう。

  写真左:FALのスリムさが伝わりそうな1枚。スラッとしていますね。
  写真右:FALのハイダーのアップ。

  まずはハイダーから。これだけで全長の7〜8分の1はありそうな長さです。
 先細りして4箇所にスリットが入ったシンプルなデザインです。六角ネジで固
 定されているので、これを外すと逆ネジで取ることができます。
  ハイダーを外すと14mm逆ネジが現れますが、ネジ位置が奥のほうにある
 ため、アクセサリによってはアウターバレルに干渉して取り付けられないかも
 しれません。
  実際にライラクスのショートナイツサプレッサーを付けようとしたら、中身
 のスポンジ部分と見事に干渉しました。中身を外したら写真のように取り付け
 られましたが、これではただ付けただけですね(苦笑)。

  お次はサイト。フロントサイトは東京マルイのAK47シリーズに付いてく
 るようなアジャストツールがあれば、上下調整できそうな感じです。土ぼこり
 で随分汚れていますが、これは既に幾度もサバゲーに実戦投入された証です。
  リアサイトは他の銃に見られない変わった形です。左右のボタンを押し込み
 ながら前後させることができます。サイト付け根のネジで左右の調整ができる
 かも。
  覗いた形状はピンホールタイプ。実銃はあまりフルオートで撃つような銃で
 はなかったようなので、精密に狙えるサイト形状で良かったのかもしれません
 ね。

   写真左上:フロントサイト、上から  写真右上:リアサイト、前後位置は中間くらい


    写真左下:照準の様子        写真右下:サイレンサーFAL全景

  ハンドガードすぐ後ろにはキャリングハンドルが付いています。こういう形
 状はミニミのキャリングハンドルのように畳んで固定、起こして固定といった
 イメージしかなかった管理猫は、FALのキャリングハンドルも固定されてい
 るものと思っていました。けれどもぷらぷらで個人的に勝手に面食らいました
 (苦笑)。
  強度的な不安は感じません。また持ち手のプラ部分が回転するので、ミニミ
 のように握る位置を選ぶことがありません。

  本体左側に付いているコッキングハンドルはもちろん可動。エジェクション
 ポートも連動します。HOP UP調整はドラム式です。回転方向については特に書
 いてないので、覚えておくか何か目印を付けておくといいでしょう。

  写真左:エジェクションポート回りの様子。
      キャリングハンドルを起こすと、本体真上より左側まで傾きます。
  写真右:ポートを開いた様子。畳まれたキャリングハンドルは何も固定され
      ておらず、ただ垂れているだけです。

  セレクターは左側のみです。R(恐らくrepeatの意)でセミオート、Aでフ
 ルオートになります。Aの位置が少し遠いので、手が小さい人だと親指でA位
 置まで押し切れないかも。左利きの人は人差し指で押し込めます。

  FALのマガジンは本体が小さいのでやたらと大きく見えます。ノーマルマ
 グは90発入りますが、ダブルカーラムタイプが発売されたら装弾数は200
 発近くいくのではないでしょうか。多弾倉は550発と十分なキャパシティが
 あります。

  グリップはFNHらしいデザインですが、溝が入っていないフラットなタイ
 プ。どうやらミニミくらいの時代からグリップに溝が入ったようですね。(F
 ALは1950年代、ミニミは1980年代)それでもやっぱり握りやすい。
 管理猫はFNHのグリップが手に合っているようなので大好きです(笑)。

  なお、ハンドガード・グリップ・ストックにはそれぞれシボ加工されていま
 す。

  写真左:フレーム左側の様子、ハンドガード付け根の丸い部品がコッキング
      ハンドル、グリップすぐ上のレバーがセレクターです。
  写真右:FALのマガジン、単体で見るとFA-MASっぽくも見えますね。

  最後はストック、そこまで長くはないので肩付けには問題はないですが、流
 石にハンドガードを持つ手は遠くなるので、構えると自然にマガジンを握るよ
 うな感じになります。ストックに少しガタ付きがあるようですが、関係するネ
 ジを増締めしてあげれば解決するようです。
  ラバー製のバットプレートを引き抜いて、中のプラ製のフタを下に引き下ろ
 して外すと、バッテリースペースへアクセスできます。プラフタはけっこうが
 っしりはまっているようで、友人は先に外したバットプレートで叩いて外して
 います。

  写真左:バットプレートを外した様子、ネジはありません。
  写真右:バッテリーを引き出した様子、出し入れには苦労しません。

  では使用感を少々。やはり長い銃だけあって、弾筋は素直です。HOPが決
 まれば電動セミオートスナイパーとして運用できます。実際友人がこれをフル
 オートで使っている様子をあまり見たことがありません。

  そして弱点もやはり長いこと。冬場は大活躍できたフィールドでも、夏場の
 草木が覆い茂ったフィールドでは持って進むだけで色々と苦労するようです。
 これより短いミニミ(1050mm)やAK74MN(ストック展開で943mm)
 で長すぎる・運用しにくいと管理猫が思うのですから、やりにくいことこの上
 ないでしょう。

  M14やG3ではないバトルライフルが欲しい、この時代のベルギー製が良
 いんだ、という変化球を望む方に。キットだけでも値は張りますが、FALと
 いう相棒はいかがでしょうか。



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