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H&K HK53
種類 :アサルトカービン? 駆動方式 :エアコキ/電動 AK型バッテリーを使用 メーカー :KSC 装弾数 :6mmBB弾・80発 全長 :592mm/792mm(ストック展開) 重量 :2840g 価格 :¥42,000(税込み) HOP UP :可変式
※電動ガン=マルイ製と同じ取り扱い方法ではありません。
取扱説明書をきちんと読んで使いましょう。
KSCの電動ガンシリーズHK33の短縮型、HK53です。実銃では製造
元のH&K社がサブマシンガンに分類していますが、当ページではアサルトラ
イフルとして紹介させていただきます。
というわけでKSC電動ガン2挺目いってみました。管理猫が持っている電
動ガンは固定ストックを装備した大きく長い銃が多く、取り回しよくて面白そ
うな物を導入しようと検討した結果がこれでした。
見た目は以前紹介したHK33A2と同じように綺麗なものです。HK53
ではアルミフレームの刻印がきちんと33から53に変わっており、つやの処
理が半光沢から光沢に変わっています。
刻印については知っていましたが、つやは他の紹介ページ様の文章で気が付
きました。芸が細かいです。
写真左:HK33A2(上)とHK53(下)のツーショット。
重量の差は大体400gです。
写真右:手前がHK53、奥がHK33A2です。
フレームのつやの違いがわかるでしょうか。
ハンドガードの長さ以外は同じ構造です。そのためHK33A2のアウター バレルや固定ストックを使って、様々なバリエーションを再現することができ ます。 KSC純正ニッカドバッテリーが付属してきます。KSC純正充電器は持っ ていないので、D1チャージャー急速充電器を使ってみましたが、性能に問題 はありません。 かなり高品質なようで、遥かに大容量のニッケル水素バッテリーよりも連射 速度が早くなります。動き出しはニッカドの方が優れていることは知っていま すが、同じ8.4Vなのにこれだけ違うのは驚きでした。 それではハイダーから。G36シリーズを髣髴とさせる四つ又になっていま す。もしかしたら起源はHK53なのかもしれませんね。HK33と同じよう に正ネジで付いていて、小さなイモネジで固定されています。 サイト関係もHK33と全く同一。今回フロントサイトは何も手を加えてい ないオリジナルのままです。そのうちHK33見たく紙を貼り付けて視認性を 向上させるつもりです。 リアサイトも変化なし。4つのポジションがあり、1がオープンサイト、そ れ以外はピンホールサイトとなります。ただHK33は円筒部分がガタつきま すが、HK53はカッチリしています。 写真左:レンズのイタズラか、やたらハイダーが下に傾いているように見えます。 実物はちゃんと真っ直ぐついているのでご心配なく。 写真右:サイトの様子。HK33と変わりはありません。
HK33と一番異なるハンドガード部分。バイポッドを取り付けることはで きません。形状がMP5とそっくりですが、微妙にHK53の方が長いです。 マルイMP5のハンドガードの内部スリットを削れば普通に付きそうな予感。 取付ピンは相互互換同然でした。もしかしたらMC51用は無加工で付くかも しれません。機会があればMC51用レールハンドガードでも買ってみようか な。 ハンドガード短縮のため、コッキングレバーの引きしろも短くなっています。 また、メカボックスまでの距離が短く、HK33ほど長いコッキングスプリン グが必要ないためか、コッキングがやりやすくなっています。 HOP UP調整装置はもちろんハンドガードを外した根元部分にあります。使用 感もHK33と同じ。 マガジンハウジングの刻印は名称変更のほか、シリアルナンバー?らしき数 字が追加されて2段になっています。後は先述の通りつやが違います。HK5 3ではスライドストックなので、伸縮すればするほどフレームのスリット部分 に擦り傷がついていきます。 写真左:ハンドガード周りも形状以外は共通です。 写真右:フレームの打刻部分のアップ。
マガジンは変化なし。HK33A2が出た頃から変わり始めた、給弾不良に 対応した内部構造のタイプです。HK33Kの付属マガジンや初期のスペアマ ガジンと比べるとネジ位置が変わっています。 そう言えば、ランドアームズというメーカーからHK33用多弾倉マガジン が出たそうです。詳しい装弾数は忘れましたが、200〜300発程度のはず。 今は某オークションでしか見当たらないようですが、店売りも出始めたら物色 (?)してみようと思います。 HK33のマガジンキャッチは使い始めが固かったですが、HK53は更に 固い印象を受けました。買ってきて箱を開けたら、まずはマガジンキャッチを ガンガン動かして慣らすとよいでしょう。 メカボックスが収まっているロアフレームは変化なし。相変わらず、セレク ターがクリック感に欠けるので、一旦外して板バネを引き出してやったほうが いいでしょう。 ちなみにメカボックスを見たところ、シリンダーの穴位置に変更はありませ んでした。HK33A2ではバレル長が461mmでHK53は263mmと 20cm近く短くなっています。空気流量が多すぎて弾道が不安定にならない か心配です。 最後はスライドストック。基部が樹脂製でアームからは金属製、バットプレ ートがラバーとなっています。肩付け部の下の方が銃側に傾いている形をして いますが、管理猫にはうまくフィットせず構えにくいと思いました。 引き出し方はマルイMP5等と共通で、ストック基部のプレートを左側へ押 し出せば、基部についているバネの作用で少し飛び出します。銃を少しでもス トック側へ傾けておけば、自重でせり出てきます。途中で引っかかることもあ りますが・・・。 引き出した状態では、前後左右にガタがあります。けれど剛性的な不安は感 じません。逆に金属製ストックが樹脂製基部を削ってしまわないかが心配にな ります。 写真左:金属製アームと飛び出しピンのアップ。 写真右:バットプレート、ラバーはかなり固めです。
全体的にHK33よりガタが少なくカッチリとした印象です。色々とタイト になったのかもしれません。マガジンによっては勢いよく差し入れないと、マ ガジンキャッチがかからないこともあります。 では使い勝手にいきましょう。まず、持ち上げた感じはずっしりとしていま す。やはりパッと見はMP5やMC51なので、必要以上に重たく感じるかも 知れません。その分、頑丈であるということも体感できるでしょう。 とはいえ、HK53を持った後にHK33A2(バイポッドなし)を持つと 妙に軽く感じます。原因はやはりストックでしょう。金属部分が多いスライド ストックは、ほぼ樹脂だけの固定ストックより大分重たくなってしまうようで す。 当然ながら取り回しは良好。ストックを伸ばして肩に付けたまま、銃口を下 に向けてしゃがんでも地面を擦ったりしません。まあこれは体格にもよります けどね。 ちなみに管理猫は固定ストックに付け替えて、サバゲーで使用しています。 それでもマガジンより先が大体半分の長さなので、森林でも進みやすいですね。 弾の飛びについてはまあまあです。HK33A2で見られたフライヤーなど も特になしです。チャンバーの構造は一緒なのですが、何か改良されたのかも。 HK33よりも内部カスタムパーツが少ないHK53ですが、某掲示板など で紹介されているOリング交換によるお手軽気密アップで、他はノーマルでも マルイ電動と渡り合えます。 写真左:ストックを伸ばした状態のHK53。 写真右:エアコキや電動などでしばらく作動させて、安定した状態の弾速と連射速度です。 Oリング交換やグリス除去→洗浄→シリコンスプレー塗布によって、 弾速が8m/s前後、連射速度が0.5〜1発前後上昇します。 弾速については個人で責任を持って調整してください。
フィールドで滅多に見かけない電動ガンのひとつです。またHK33シリー ズでは最初から高いポテンシャルを持っています。固定ストック初期装備のH K53A2もあるので、外観・使い勝手の好みに応じて選べます。 どこの銃ですかって質問されたい人(ぇ)、マルイ電動や海外電動に一矢報 いたい方、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
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