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M14 Mod.0 EBR(GR14H.B.A.-Long)
種類 :バトルライフル 駆動方式 :電動 ラージバッテリー ミニ用変換コネクタ同梱 メーカー :G&Gアーマーメント 装弾数 :6mmBB弾・80/470発 470連射マガジン付属 全長 :約1036mm/約1182mm(ストック最長) 重量 :約4500g 価格 :¥77,700(税込) HOP UP :可変式
G&GのGR14H.B.A.−Long(以下HBA−L)です。よく言 われるM14EBR(エンハンスドバトルライフル)のG&G名称となります。 実銃ストック製造元のSAGE(セージ)社のパテントも取って正式な刻印が されていますが、トイガン名称は架空のままにしたようです。HBAとは一体 何の略なんでしょうね。管理猫初のM14系トイガンとなりました。 他人様のレビューもいくつかあるようなので、今更な情報も多いと思います が、いつも通り先端から外観を見ていきます。いやあしかし、通常M14と違 ってEBRカスタム系は目を引きますね。 ハイダーは原型のM14と同じ物です。フロントサイト前から斜めに付いて いる六角ネジを取って、ローレット部を回して外すのはマルイ製と同様です。 ただしハイダー取付けネジは独自の規格で14mm逆ネジアクセサリは残念な がら装着することができないです。 大仰なハンドガードは先端に左右と下面レールを、上面はエジェクションポ ートまで伸びたレールを備えます。ハンドガード先端左に付いているフロント スリングスイベルは、ハンドガード上部を取ると取外しができて、好みの位置 に付け替えることもできます。管理猫はレフトシューターなので右側に移動さ せました。ただし、穴の場所によっては他部品に干渉して取り付けできない事 もあります(右側一番後ろの穴は取付け不可を確認)。 写真左:ハイダーのアップ。銃剣用のラグもありますね。 写真右:ハンドガード前方を右側から。
ハンドガード下部後方はプラスチックの1枚板で覆われており、グリップが 楽です。更に下部に穴が明いているので、別売りレール等をネジ止めし下面レ ールを増やすこともできます。 管理猫はクラシックアーミー製スカーのサイドレールやマグプルMOEレー ルL3(7スロット)が取付け可能であることを確認しました。MOEレール はL2(5スロット)も持っていたのですが、穴位置が合いませんでした。ネ ットではG36やMP7のサイドレールを使っている、という声を見かけます。 どうやら取付けネジの間に1、3、5、7箇所の溝が入っているレールが取付 け可能のようです。 コッキングレバーはマルイ製と同じく可動可能です。更に手動ではあります が、ボルトストップをかけることもできます。G&GM14系のホップ調整装 置はエジェクションポートに隠れているので、調整時にも便利ですね。 写真左:MOEレール取付け例。スクリューよりもハンドガードに明いてい る穴の方が大きいので、レールをハンドガードの中央に付けたい人 はプラ板か何かでスペーサーを作って芯出しすると良いでしょう。 写真右:エジェクションポートを固定したところ。銃口は左下の方向です。 HOPが掛かる方向が印刷されているのでありがたいです。
サイドマウント取付け用のネジ穴がありますが、マルイ製・G&P製は装着 できないとのことです。リアサイトすぐ前には増設上面レールが備えられてお り、スコープを搭載するときの足掛かりにすることができます。 ショートスコープ系だとマウントリング位置の制約が厳しかったり、接眼レ ンズがリアサイトに干渉したりして搭載できないモデルもあります。 リアサイトも原型M14と同様です。右のノブで左右を、左のノブで上下を 調整できます。外側へ引っ張りながら回しましょう。なおフロントサイトは、 後部の六角ネジを緩めて左右に動かすことができます。 写真左:リアサイト前の特別レール。 写真右:サイトピクチャーです。ここも通常のM14ですね。
マガジンは後部上方が切り欠かれていて、マルイ製と互換性はありません。 AKみたく前からかけて後ろを回し上げるような装填方法ですが、最初は部品 に当たりが付いていないのか前側が引っかからないことがしばしばです。そん な時は銃を上下逆さにして、マガジンの底を叩いてあげると良いでしょう。 トリガーも原型と同様ですね。ただしHBA−Lはピストルグリップになっ た関係か、少しトリガー位置が不便に感じます。できるならば多少トリガーを 下に伸ばしたいです。 ストック基部にはリアスリングスイベルがあります。こちらは左右両方とも 備えてあります。マグプルMSスリング系のような金具を噛み付かせるタイプ ですと、構えた時に視界の邪魔だったり、鼻先に当たりそうになります。 グリップはM4系をアレンジしたような物が装着されています。ガスブロ用 や実物が付くかと思いましたが、基部部品の厚みが違ってグリップを取り替え ることはできませんでした。 リアスリングスイベル後部にもレールが存在します。どうやら暗視装置用の マウントだそうですが、特に確かめたわけでもありませんのであしからず。上 手に使えばダットサイトをかなりのローマウントにできそうです。 写真左:ノーマルマガジン(左)と連射マガジン(右)。 写真右:リアスイベルと最後部レールのアップ。
最後は特徴溢れるストックです。本体最後部のボタンを押し下げることによ り、6段階の伸縮ができます。伸ばすと上下のガタツキはどうしてもあります が、構えるのに不便なほどではありません。 チークレストは細いピンポンチ等で止めピンを押し込みながら動かします。 調整可能位置は9段階と多いですが、基本的に自分の好みの位置に合わせたら 動かさない、という考えのようですね。 アイアンサイトを覗くならば、チークレストを動かす必要はないかと。まあ、 顎の張った管理猫はスコープを搭載しても特にあげる必要はなかったですが。 写真左:ストックのアップ。チークレストが下から4番目の位置になってい ます。 写真右:ストック最長、チークレスト4段のHBA−L左全景。
それでは使い勝手を調べるために持ち上げてみましょう。ぬう、前が重い。 しかしLCT製の鉄AKを持っていたせいもあってか、こんなの持てない!と いう重さではありませんでした。 ストックを伸ばせば多少重量バランスは変わりますが、本当多少です。むし ろ腕を前に出さねばならなくなるので、辛いだけかも。 G&Pのセントリー以来、海外電動ガンは撃つ前にバレル掃除をしています が、このG&GのHBA−Lもなかなか汚かったです。クリーニングしたら、 黒い汚れが何度もべったり。インナーバレルを変えるべき、というレビューも あるので、早々取り替えるかもしれません。 バッテリーはハンドガードプラ部分を外して出し入れします。ネジ6個を外 さないといけないのでなかなか手間です。ネジ穴は微妙にずれていて、管理猫 は普段中間と後ろの4箇所のみを止めています。 コネクタは最近珍しくなったラージ形状です。ラジコン用リポラージを入れ てみましたが、配線の引き回しにかなりコツが要ります。ラージにこだわらな いならば、付属の変換コネクタを使ってミニ系を入れた方がはるかに楽でしょ う。 下面レールを増設していた場合、バッテリースペースが圧迫されてラージ搭 載は更に困難になります。 セレクターは動かすたびに銃側へ押し込んで操作せねばなりません。ゲーム 中に接近されてフルオートへとっさに切り替えたい時は焦るかもしれませんね。 セレクターの特徴は肝に銘じておきましょう。 セフティは安全状態にするのはともかく、解除するときはトリガーガード内 に入れた指1本でできるのがお気に入りです。カチッカチッと操作感も上々で す。 弾速は付属していた初速証明書によると82〜83m/s。計測してみたと ころ、83.5m/s付近でした。なかなか正確です。実銃の性格上、射程を 活かしたいのでもう少し弾速が必要な気もしますが、森林フィールドでは必要 十分な初速でした。25mか30mの距離で人型程度の大きさには集弾してい るようです。 写真左:同梱されている弾速証明書。変な表現もなく、印鑑まであります。 写真右:初速・連射速度計測結果。G&G 0.2g弾、リポラージ7.4 Vの3000mAh使用。
しかしその前に。ホップがゼロでもホップがかかりすぎです。0.2gだと はるか上方へ行ってしまいます。バレルを取り出して覗いたところ、最初から ホップの突起が結構あります。パッキン自体に大きめのホップ突起が付いてい たのでマルイ製に交換し、チャンバー部分を分解してシムゴムがはまる溝を深 くして対処しました。 連射速度はリポ7.4Vラージで12発/秒。個人的には必要十分です。付 属の470連射マガジンだったらかなりの時間撃ち続けられるでしょう。なる べくセミオートで撃ちたい気もしますし。 マガジンチェンジはかなり辛いですね。構えながらなんてよほどの腕力が要 るでしょう。管理猫は大人しくストックを脇に挟んで取り替えています。この 辺は叩き込むだけでいいM4系は楽ですな。 レールが多いのでアクセサリを色々取り付けることができますが、せいぜい 上面にスコープだけ、というので落ち着きそうです。ハンドガード増設レール にフォアグリップという組み合わせも残すかもしれません。 バイポッドが映える銃ですが、管理猫が使うならセフティ待機用の一言に尽 きますね。ゲーム開始時は外してセフティに置いて行く、みたいな。そんなわ けで写真にも中華L96に付属していたシンプルなレール対応バイポッドを取 り付けています。 写真左:本体右側にあるセージ社の刻印。 写真右:ゴテゴテ付けてみました。某うさぎさんのEBRよりはまだ軽そう ですね。
EBRを再現したトイガンの中では軽量に属する部類のようです。確かにず っと構えているのは無理でしたが、サバゲ程度の持ち運びはできます。 EBRカスタムが欲しい!G&PやWEの8〜10万円レベルはさすがに手 が出ない、と言う方へ。ハイダーをどうしても取り替えたいという要求がない のなら、重量は控えめ、性能は必要十分のG&G製GR14H.B.A.−L ongはいかがでしょうか。
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