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STEYR MANNLICHER
AUG MILITARY (Stg77/AUG A1)
AUG SPECIAL RECEIVER (AUG A2)

 名称   :AUG MILITARY
 種類   :ブルパップ・アサルトライフル
 駆動方式 :電動 ミニバッテリーを使用
 メーカー :東京マルイ
 装弾数  :6mmBB弾・80/330発
       最初は80連がついています
 全長   :805mm
 重量   :3500g
 価格   :¥34,800(税抜)
 HOP UP  :可変式
 名称   :AUG SPECIAL RECEIVER
 種類   :ブルパップ・アサルトライフル
 駆動方式 :電動 ミニバッテリーを使用
 メーカー :東京マルイ
 装弾数  :6mmBB弾・80/330発
       最初は80連がついています
 全長   :805mm
 重量   :3400g
 価格   :¥29,800(税抜)
 HOP UP  :可変式

  東京マルイより出ているAUGミリタリーとスペシャルレシーバーです。
 AUGはアーグやオゥグやエー・ユー・ジー等色々な呼称で日本では呼ばれて
 おり、Armee Universal Gewehr(陸軍汎用小銃)の頭
 文字となっています。
  実銃はオーストリア製の突撃銃で、ボルトとポートカバーを左右入れ替える
 ことにより左利きの人にも対応します。またパーツ交換することにより、9mm
 弾仕様のSMGや支援火器にもなります。
  その特異な形から映画(シュリや恋人はスナイパー)やマンガ(ガンスリン
 ガーガール)にもちらほら登場しています。何故か日本映画やドラマでは狙撃
 銃として扱われることが多いですが、他の突撃銃と比べて特段高精度というわ
 けではありません。

  このトイガンたちは友人提供です、感謝!

 ■相違点

  AUG MILITARY(オーストリア軍名称Stg77、輸出名称AUG A1)
 ・固定スコープ(2×15 tasco製)付き
 ・フレームカラーや各種本体色がオリーブドラブ
 ・マガジン底板もオリーブドラブ
 ・現在廃盤

  AUG SPECIAL RECEIVER(AUG A2)
 ・マウントレール(幅は20mmだが、ピカティニーと違ってレール間隔は独特)付き
 ・フレームカラーや各種本体色がブラック
 ・マガジン底板もブラック
 ・新品購入可能

 ※ミリタリーの写真に前部スリングスイベルが見当たりませんが、提供銃から
  外れているだけです。

  この銃はFA−MASやP90と同じブルパップ式です。その中でも近未来
 的な形状のAUGを見ていきましょう。

  まずは前半分。写真を見ても分かるようにほぼ銃身だけです。ハイダー部分
 は東京マルイ電動ガンのお約束通り、14mm逆ネジではまっています。ブル
 パップの例に漏れずAUGのインナーバレル長も長大です。全長805mmな
 がらバレルは509mmあります。M16A2(全長1000mm)と一緒で
 す。

  フレーム下部先端には可倒式のバーティカル フォア グリップがあります。
 引き下げることにより、展開・収納ができます。巷の噂ではこの可動部が強度
 的に弱いそうなので、壊さないように気をつけましょう。

  写真左:ミリタリー、グリップを前へ収納した様子。
  写真右:スペシャルレシーバー、グリップを展開している様子。

  コッキングレバーももちろん可動。引くとエジェクションポートが開いて、
 ドラム式のHOP UP調整装置が現れます。なお実銃どおりポートカバーは
 左右どちらにも取り付けできます。(上部の写真では、ミリタリーが左側を塞
 がれ、スペシャルレシーバーでは右側が塞がれています)それにしてもレバー
 先端の小さな押しボタンの実際の機能が気になります。

  写真左:コッキングレバーを引いて、溝に引っ掛けた様子。
      MP5やG3みたいに固定できるわけですね。
      レバーから右上にむかって伸びているボタンが、文中で気にしている物です。

  写真右:コッキングレバーを引くことによって、連動で開いたエジェクションポートの様子。
      ドラム式のHOP UP調整装置が見えます。

  ミリタリーではフレーム上部に2倍スコープが付いています。防水・曇り止
 め機能付きです。ただ径が小さいので、目線が少しでもスコープ中央からずれ
 ると目標を見ることが出来なくなります。
  付属品に専用アジャストツールがあります。これがないと調節はできるには
 できるかもしれませんが、非常に苦労すると思われます。ついでにスコープ清
 掃用のクロスもあります。
  レティクルは十字線がなければダットサイトに似たようなものです。なお、
 スコープ右上に緊急用のバックアップサイトがあります。説明書では窪みに白
 い塗料を入れれば目標が狙いやすくなるでしょうと書いてあります。

  このスコープのため拡張性が制限されたミリタリーはあまり売れ行きが良く
 なかったのか、現在ではカタログ落ちしています。手に入れるにはお店で中古
 を見つけるかオークションで落とすしかないでしょう。

  写真左:スコープを覗いた様子。2倍率はゲーム使用に丁度いいと思います。
  写真右:バックアップサイト、拳銃みたいな3点ダットですね。

  スペシャルレシーバーでは20mmレールが備えられていて、好みの光学機
 器を取り付けできます。最初はレール対応の簡易オープンサイトがついていま
 す。
  レール2箇所で固定し、かつ固定箇所のアジャストができない光学機器の場
 合、取り付けられないこともあるので注意しましょう。

  写真左:レール上部の様子。カスタムパーツなどのレールと比べると溝?
      レール数?は少なめです。
  写真右:AUG後部とマガジン。

  トリガー周りは大型のトリガーガードとセフティがあります。一見セフティ
 は、よくあるセレクターも兼ねたタイプに見えますが、AUGの特徴のひとつ、
 トリガーの引き具合でセミ・フルを切り替えるため、本当にただのセフティと
 なっています。
  機構はTMPと同じような押し込み式で、右に飛び出して白丸が見えていれ
 ば安全、左に飛び出して赤丸が見えていれば撃発状態です。

  セレクターを兼ねるトリガーですが、思ったようにセミをコントロールする
 のは難しいです。・・・が、ミリタリーの方はほとんど狙い通りにセミをコン
 トロールすることができました。個体差もあるみたいです。
  まあ、ゲームする時はほとんどフルを使用するでしょうから問題ないですが、
 弾速測定やセミオンリー戦をするときは注意しましょう。通りで某ショップか
 らセレクター付きのカスタムAUGが作られるわけですね。

  メカボックス内のギア状況によっては、セミ位置まで引いても作動しないこ
 とがあります。他の電動ガンでも起こる事象ですので、そんな時はフル位置ま
 で思い切り引ききってギア状況を変えてあげましょう。改めてセミ位置まで引
 けば問題なく動作するはずです。
  個人的にはAUGはわりとセミ作動不全になりやすい、という印象を受けま
 す。

  写真左:スペシャルレシーバー、右へ押し込んでセフティ状態である様子。
  写真右:ミリタリー、左へ押し込んで撃発状態である様子。

  AUGの特徴その2は簡単な操作による各部分の分割です。バレル・チャン
 バー・フレームの3分割にすることができます。試しにバレル・チャンバーと
 フレームを分けてみました。
  セフティの近くにあるボタンを左から押し込むと、それだけでごっそりとチ
 ャンバーから先を引き抜くことができました。マルイ電動では必要ないですが、
 これほど簡単だと、1日のゲームから帰ってきた毎にバレル掃除してもいいで
 すね。

  写真左:押し込んで飛び出てきた分解用のクロスボタン。
  写真右:後は銃身部を引き抜くと写真のような状態になります。

  マガジンはノーマル/多弾装ともシースルータイプで中身が透けて見えます。
 ノーマルマグにBB弾を装弾してみると写真の通り。マガジンは銃に差し込む
 だけでセットされますが、前側を意識して挿した方がいいかもしれません。
  なお装弾数はカタログでは80発となっていますが、説明書では70発とな
 っています。というわけで、実際に数えてみた。1回目62発、2回目71発。

  ・・・。半透明のマガジンを見ると、どうも最後のR部分でフォロアーが引
 っかかって、まだBB弾が入る余裕があるのに入っていかないみたいです。こ
 の個体だけかな?

  ミリタリーに付いている底板がオリーブドラブのマガジンは、恐らく本体付
 属品のみのある意味限定品になるみたいです。今売っている別売りのスペア/
 多弾装マガジンはブラックオンリーとなります。

  写真左:マガジンを装着したAUG後部の様子。
  写真右:ノーマルマグ給弾の様子。
      マガジン右側を見ると、BB弾が連なっている様子が透けて見えてます。

  最後は大きなストック。マガジン・メカボックス・バッテリーを収めるため
 にこんなサイズになっています。このためAUGは見た目通り重心が後ろ寄り
 にあります。手と肩でしっかり保持して構えないと、トリガーを引くほうの手
 の親指の付け根がかゆくなったり、痛くなったりするかもしれません。

  バッテリーはストック後端のラバー製バットプレートを外した所に入れます。
 ストックが大きいのでラージバッテリーが楽々入りそうに見えますが、先述の
 通り色々詰まっているのでミニバッテリー仕様となっています。セットした後
 はヒューズボックスの位置に気をつけてバットプレートを取り付けましょう。

  写真左:バッテリースペースの様子。
  写真右:AUG左側トリガー周りの様子。
      それにしても分割写真のアングルが難しい銃です(笑)

  性能については、管理猫自身は使ったことないのですが撃たれたことはあり
 ます。距離は当てるには少々遠い距離・・20〜25mくらいでしょうか、自
 分はAK74MNで応戦していたんですが、先にヒットされました。
  ・・へ?それは単に射手の腕?

  ブルパップが好き、オーストリア銃が好き、近未来フォルムがたまらない!
 という方、ミリタリーは希少種ですが、AUGシリーズはいかがでしょうか。



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