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Spring Field M14 Olive Drab Stock

　　種類　　　：バトルライフル
　　駆動方式　：電動　ラージバッテリー使用
　　メーカー　：東京マルイ
　　装弾数　　：6mmBB弾・70発/440発
　　　　　　　 ・最初は70連が付いてます・
　　全長　　　：1127mm
　　重量　　　：3850g（バッテリーなし）
　　価格　　　：￥45,800+税
　　HOP UP　　：可変式

　　東京マルイの81番目の電動ガン、M14OD 。名前の通りストック部分がオリー
　ブドラブと呼ばれる、くすんだ緑色に塗装されているM14 です。ウッドタイプ
　と違い、こちらはチェッカリングという滑り止めがグリップなどに施されてい
　ます。

　　実銃はベトナム戦争で使用され、後にM16 に取って代わられました。しかし、
　遠距離射撃能力が優れていたM14はM21と名前を変え、セミオートオンリーとな
　った狙撃銃モデルで今も使用されています。

　　このトイガンは友達からの提供です、感謝！いよいよ電動ガンも３挺め。こ
　んな高価なモデルが買える友人の経済力が羨ましいですねえ…。

　　さて、先述の通りベトナム戦争で使われ始めた銃ですが、チラシを見ると映
　画ブラックホークダウンの話にあやかっています。M733に続いてシリーズ２作
　目（？）ということなんでしょうか。

　　とにもかくにも、まずは見てみます。長い箱を開けると黒い布が敷かれた上
　に安置してあるM14 が姿を現します。見ると、長い。持ってみると、うん重い。
　バッテリー入れたら確実に４kg超えです。管理猫が所有するベータの１．５倍！
　これ持って毎日ゲームしてるだけで、腕(射撃の方じゃない)が立派になりそう
　です…。

　　重い分、剛性と雰囲気はなかなかです。こんな長い銃なのに、どこ持っても
　きしんだりしません。さすがにハイダー部を持って振り回してみたりはしてい
　ませんが…。やっぱりM14 の価格はこの長い体に強い剛性を持たせたからかな、
　と管理猫は感じました。

　　M14 の外見で特筆すべき点は、やはりボルト周りの金属部品たちでしょう。
　セレクターレバー・リアサイト・調整つまみ・ロータリーボルト・コッキング
　レバー…とにかくこの辺りは金属で埋め尽くされてます。
　　コッキングレバーを引くと、カシャンと鳴る乾いた金属音が実弾を装填して
　いる気分に浸らせてくれます。なお、射撃とは連動しません。もちろんガスブ
　ローバックのように初弾装填のためにレバーを引く必要もありません。

　　さてM14 のリアサイトはフルアジャスタブルです。右のつまみで左右、左の
　つまみで上下の調整が可能です。あまり調整する必要はないのでしょうが、け
　っこう沢山動くので面白いです。
　　サイトの方式はピープ・ホール。リアサイトに小さな穴が開いていて、そこ
　からフロントサイトを覗きます。じっくり狙うぶんには申し分ありませんが、
　とっさのサイティングにはむかないですね。
　　振り向き様にサイティングしようもんなら、M14 の長い肢体が何かにぶつか
　りそうで怖いものがあります。重さも馬鹿にできないでしょう。

　写真左　：M14のボルトまわり
　写真右　：サイトを見た視点、辛うじてフロントサイトが写っています

　　可動部分はロータリーボルトの他にショルダーレストがあり、展開が可能で
　す。上方を狙うときなどに役に立つそうですが、銃の重量を肩でも少し受け持
　てるようになるので、管理猫にとってはただ構える時でも楽になりました。
　　なお、ショルダーレストを展開するとバッテリーを収納する場所の扉が現れ、
　それを開けてバッテリーを入れます。爪が短いと開けにくいのが難点。

　　サイレンサーを取り付けたいときは、フロントサイトの前側のピンを取った
　後に外します。ハイダー部分がフロントサイトごと外れるので、他の照準器が
　欲しくなりそうですね。

　　HOP UP調整は銃下側のマガジンすぐ前。銃をひっくり返せば、あとは直接ダ
　イアルが操作できるので便利です。

　写真左　：ショルダーレスト展開状態
　写真中央：バッテリーを入れる場所の様子
　写真右　：HOP UPダイアル

　　それでは撃ってみることにしましょう。M14 と一緒にベータやG3A4も撃って
　みたのでそれらと比較してみたいと思います。

　　まずトリガーストロークは他の２種と比べて短めで撃ちやすいです。…しか
　し広告にクリック感のあるトリガー、と書いてあるものを見たことがあります
　が、セミオートもフルオートも特にそんな風には感じませんでした。トリガー
　の重さは適度だと思います。

　　このM14 、0.2g弾を撃ったときに他２種に及ばない凄まじい弾速を叩き出し
　ます。ベータやG3A4は弾が見えるのに、M14 から撃ち出されたモノは不可視で
　した。
　　…AK47やP90 にあったような、初期ロット１Ｊ超えなのかもしれません。弾
　速器がなくて計れないので、公式のサバイバルゲームで使用するときは注意が
　いりますね。

　　精度は・・うぅむ、少し横風があったので判断しにくいですが、長いバレル
　を持っているM14 が一番安定していた気がします。

　　というわけでM16 やG3のように剛性に不安がない分重く、長さも手伝ってと
　ても取り回しがいいとは言えません。実際提供してくれた友人もスナイピング
　に徹すると言ってますし。
　　雪が溶けて、外で初ゲーム／プリンキングをするときにこのM14 がどんな牙
　を見せるのか。今はそれを楽しみにしておきたいと思います。