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Hanel StG44
Sturmgewehr44 (MP43/MP44)
種類 :アサルトライフル 駆動方式 :電動 AKバッテリーを使用 メーカー :AGM 装弾数 :6mmBB弾・490発 全長 :約940mm 重量 :約4000g 価格 :¥36,750(税込) HOP UP :可変式
AGMから出ている通常電動ガン、StG44です。今まではショウエイの 大変高価なモデルしかありませんでしたが、ついにわりと手が届く値段の元祖 『突撃銃』が登場しました。 このトイガンは友人提供です、感謝! それでは実銃の話を少し。この銃は第2次世界大戦時ドイツで使用された物 で、ハーネル(ハエネル?)という会社で製造されました。MP43やMP4 4とも呼ばれますが、ほぼ同一の銃です。StG44は最後に決まった名称で す。Sturmgewehr 44の略で日本的に言えば44式突撃銃という意味です。ちな みにMPはMachinenpistole の略で短機関銃或いは機関拳銃という意味合いで す。 拳銃弾より長くライフル弾より短い新しい弾薬を採用し、セミ/フル切替可 能なStG44はほど良い重量・射程距離を得て戦争末期に活躍しました。こ れを元に今では大変有名になった突撃銃であるAK47が設計されました。ど ことなく似ているのはこのせいでしょうか。 そういうわけで、このStG44は世界で最初の突撃銃―アサルトライフル と言われています。 さあ電動ガンの方に移りましょう。とりあえず一言いいですか。 超かっこ・・・・おぉっもい!! もやしサバゲーマーの私には堪えます。東京マルイのAK47やKSCのH K33A2が軽く思えます。なにせこのStG44はフルメタル&木ストック が初期仕様。4kgの重量は伊達じゃありません。もしかして4.5くらいあ ったりして。 写真左:上からKSC HK33 A2、マルイAK47、AGM StG44です。 一番長いのはStG44ですが、一番幅が薄いのもStG44です。 写真右:狙った様子。サイト位置が高いですが、雰囲気はAK47。
さて気を取り直して外観から。まず、黒い場所はどこを触ってもひんやりし ています。本当のフルメタル。実銃的にもトイガン的にも樹脂はありません。 ネット上を見て回っていると、どうやらアルミのようです。スチール部分もど こかにあるのかもしれませんね。 AGMという聞き慣れないメーカーですが、まあ中国か台湾のどちらかかと 思われます。中華トイガンは安っぽいというイメージがありますが、StG4 4は特に感じませんね。木と金属は素晴らしい、といったところでしょうか。 それでは銃口から。マルイAK47みたくマズルキャップは取り外せます。 14mm逆ネジ仕様なのでサイレンサー等の装着が可能です。しかし第2次世 界大戦の銃には似合わないだろうなあ。 サイトはタンジェントサイト。フロントは完全固定式で、リアは上下調整が 可能となっています。フロントはよく見ると左右に動きそうな形ですが、指で 動かすことはできませんでした。 リアサイト基部にはスコープマウント取り付け用の張り出しが見られます。 レプリカなり実物なりが搭載可能かもしれません。 写真左:マズルキャップを外したところ。フロントサイトはカバーに包まれています。 写真右:リアサイトのアップ。
ハンドガードはG3A3のようにスリムな物。フォアグリップはバネのテン ションで挟まっているだけですが、全くガタツキはありません。私の非力でも どうにか取れます。 写真左:取り外したところ。 メカボックスを取り出すときでもなければ、外す必要はないでしょう。 写真右:フロント部を右から。固定式のスリングスイベルがあります。
コッキングレバーはとりあえず引けます。本体反対側の排莢口も開くことが できて、HOP UP調整ツマミがあります。M4系に似たタイプです。一番 上の歯車の回り具合でどれくらいホップをかけているかもある程度わかります。 写真左:普段は常にこの状態。バネのテンションで閉まってます。 写真右:調整時は毎回開けねばなりません。初期のM16みたいな物ですね。
マガジンはとっても長いです。AK47用の1.3倍くらいです。どうやら 多弾装タイプしかないようで、約500発の容量です。巻き上げ分を考慮に入 れると、470〜480発が発射可能といったところです。スペアが1〜2本 あれば普通のゲームで弾が足りなくなることはないと思います。 マガジン右側下部に巻き上げ用ツマミを差し込む穴が明いています。リアル ではないところですが、個人的には別段気になりませんでした。 グリップは妙に四角いです。人によっては気になるかも。トリガーガードが 小さいので、厚手の手袋を着用している場合はトリガー操作がしにくくなりま す。 左上:角ばっているグリップ。実銃を見るともう少し丸いような。 右上:マガジン全景。長いのでマガジンポーチを選びます。 左下:マガジン給弾口。この辺は普通。たっぷり弾が入ります。 右下:ツマミがなくても巻き上げは別に苦労はしません。
セレクターはスライド式。実銃は回転式らしいですが気にしない。銃口側か ら、安全・セミオート・フルオートの順になっています。やや固めなので、勢 いあまってセミ位置を通り越して、安全やフルまで動いてしまうことがありま す。 写真左:グリップパネルすぐ上がセレクター。安全状態です。 写真右:フルオート状態、溝が見えるのがポイント。 セミだと溝はまだ隠れています。
ストックは付け根下部のピンを抜けば取り外せます。棒状バッテリーを入れ るための穴がストック側に明いていて、あばれ防止のためかクッションも入っ ています。バッテリー装着作業はとても楽でいいですよ。 ストック自体にガタツキが見られますが、本体よりやや大きめに出来ている ことが起因しているようです。軽減したい人は装着部に厚紙などを挟んでみて はいかがでしょうか。 写真左:ストックを抜いた様子。バッテリーは付属品。 装着時はコッキングレバーの溝からバッテリーの配線が見えます。 写真右:AKバッテリーが納まる穴。 その中にある灰色の四角い物がクッションです。
このトイガンの付属品にはニッケル水素のバッテリーもついていて、対応充 電器があればすぐに使うことができます。バッテリーもAGM製でしたが、何 の問題もなく動いています。トリガーレスポンスも上々です。 写真左:ストック上部の後ろにトラップドアがあります。 実銃ではオイルなどを入れておく場所なのでしょう。 写真右:右側全景。前にも下にも長い銃です。
HOPはクセがあるようです。大体水平位置かな、という場所でも天に撃ち 上がったり、ストンと下に落ちる弾があります。HOPパッキンの突き出し具 合やチャンバーを点検・改修したらよくなるかもしれません。 発射音はギア音の他に銃口からの破裂するような音がかなり目立ちます。短 くてもいいのでサイレンサーを付けてやると、破裂音がぐっと収まってギア音 のみの静音な銃に早変わりします。ゲーム重視の方は装着してみるといいでし ょう。 初速は弾速器曰く80m/sに届かないくらい。逆に言えば室内戦レギュレ ーションも気にせず持ち込める安全弾速とも言えます。ただこのトイガン、入 手経路(店買い・国内通販・海外通販・オークション)によってデチューンの 仕方が様々なようなのでどの個体もこのくらいの弾速、とは言えないでしょう。 購入の際は弾速をよく確認することを忘れずに。 写真左:セミオート時、最も高い弾速。 写真右:フルオート時、連射速度はやや低め。ゲーム使用には何の問題もないです。
元は重いですが、重心位置はグリップらへんなので良好です。ただ私がこれ を1日中使い続けたら、翌日腕が筋肉痛に見舞われるのは当然の運命でしょう。 さ、3kgくらいだったらなあ・・・。 主に手に入れる手段は通販となりますが、実売価格は送料を足しても3万円 でお釣りがくるため、意外とリーズナブルな価格です。是非スペアマガジンも 一緒に注文して楽しんでみてはどうでしょう? 実はドイツ軍親衛隊の方、トンプソンやBARを同時代の銃で撃破したい方、 少々重い突撃銃なんてなんのそのな方、このStG44で戦場を駆けてみては いかがでしょうか。
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